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作曲依頼の費用はいくら?料金の相場は?
楽曲制作の料金は、制作会社やフリーランス・楽曲の用途・企業案件or個人案件などによって大きく変動します。
下記の表は楽曲制作における大まかな料金相場です。
楽曲制作の内容 | 料金相場 |
作曲 | 3万円~10万円 |
作詞 | 2万円~4万円 |
編曲 | 5万円~15万円 |
作曲・編曲セット | 10万円~20万円 |
レコーディング | 8時間あたり4万円~18万円 |
ミキシング | 1曲1万円~5万円 |
マスタリング | 1曲1万円~3万円 |
ミキシング・マスタリングセット | 1曲2万円~8万円 |
これらの金額はあくまでも大まかな目安であり、企業案件などでは総額100万円以上することもあります。
またフリーランスの場合、SNSなどでこれらの作業を無償もしくは格安で引き受けている方もいますが、責任性やクオリティは期待できないことが多いです。
楽曲制作が初めてで、楽曲を公開する予定がないなどクオリティを一切気にしない方であれば、お試し感覚でそういった方に依頼するのもいいでしょう。
しかしクオリティを気にするのであれば、個人で依頼する場合であっても、ある程度実績のある制作会社・スタジオに依頼するのがおすすめです。
作曲を依頼するときの注意点
前準備や前知識なしで楽曲制作を依頼すると、思い通りの曲ができなかったり、トラブルに発展することがあるので注意が必要です。
ここでは楽曲制作依頼で失敗しないための注意点について紹介します。
作曲がうまい人と演奏が上手い人は似ているようで違う
楽器の演奏が上手い人は、作曲も上手いというイメージを持つ方は多いです。
しかし、楽器の演奏能力と作曲能力は必ずしも比例しないので注意しましょう。
もちろん両方の能力に長けた方も多いですが、楽器の演奏が上手いという理由だけで楽曲制作を依頼するのはおすすめできません。
得意なジャンルがある
ロック・ポップ・ジャズ・歌もの・BGMなど、人によって得意とする楽曲制作のジャンルが異なります。
制作会社やフリーランスの過去に手掛けた作品をチェックして、自分が作りたい楽曲に近いジャンルのところを選びましょう。
制作会社に依頼する
フリーランスで楽曲制作を受注している人に中には、経験・実績のあるプロから、趣味感覚の素人までさまざまです。
場合によっては契約内容がいい加減で、保証・著作権などの問題からトラブルに発展してしまうこともあります。
そのため楽曲制作の知識がなく、楽曲の品質・安心感・確実性・責任性にこだわる方は、実績のある楽曲制作会社に依頼するのがおすすめです。
しかし、当然フリーランスでも優秀な人材は数多くいるので、必ずしもフリーランスがダメで楽曲制作会社が良いというわけではありません。
打合せが大事、楽曲の用途やイメージを伝える方法
楽曲制作を依頼する場合は、自分の持つイメージを打ち合わせの段階でしっかり伝えておくことが大事です。
伝える方法としては、楽器ができる方は簡単に録音した音源や、DTMができる方はデモ音源などで伝える方法があります。
そういった知識やスキルがない方でも、鼻歌や「激しく」・「しっとり」・「素朴な」など形容詞で雰囲気を伝えるのが有効です。
また大体の曲の流れや、〇〇さんの曲のようにしてほしいなど既存の曲を参考にしてもらうのも良いでしょう。
このようにできるだけ具体的にイメージを伝えることで、修正回数を減らすことが期待できます。
修正依頼への対応
楽曲制作会社やフリーランスによって修正依頼への対応がさまざまです。
楽曲制作を依頼する前に、ラフ音源の段階で修正が可能か・修正依頼時の料金・修正可能回数など、修正依頼への対応を明確にしておきましょう。