あなたは、オンライン上で動画編集ができることをご存じでしょうか。
実は今、「オンライン動画作成サービス」という、WEB上で気軽に動画編集ができるサービスが増えています。
本記事では、オンライン上で動画編集をするメリットや気をつけるべきポイント、おすすめの動画作成サービスもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
Web上で動画制作するメリット
結論から言うと、WEB上での動画制作は、一度試してみる価値があると思います。
動画編集ソフトの使用やその他の方法と比較して、優れている点を3つご紹介します。
初心者でも使いやすく手軽に始めることが出来る
オンラインの動画作成サービスは、ソフトを購入したり、ダウンロードする必要がありません。
さらに、ほとんどのサービスは、無料ですぐに動画編集を始めることができます。
まずは、無料のサービスを試してみて、使用感を確かめてから有料版の使用を検討してみてください。
高スペックのパソコンは必要ない
ほとんどの動画編集ソフトを使用する場合、パソコンのパワーが必要です。
動画編集に適した、一定以上のスペックのパソコンを選ぶ必要があります。
それに比べ、オンライン動画作成サービスは、パソコンのスペックを選びません。
まずは、手持ちのパソコンで動画編集を始めてみたいという方は、ぜひオンライン動画作成サービスを使ってみてください。
パソコンの容量を圧迫しない
動画編集ソフトで制作した動画データは、とても容量が大きいですよね。
すぐにパソコンの容量を圧迫してしまい、クラウドやハードディスクなどのデータを保存する環境を用意しなければいけなくなります。
それに比べ、オンライン動画作成サービスは、パソコンにデータの保存をする必要が無く、容量を圧迫しません。
様々なタイプの動画で効果測定が出来る
これは、広告動画の場合です。
安価に大量制作ができることで、数パターンの動画クリエイティブで効果測定することが可能になります。
また、スピーディーに改善を図ることができる点も、大きなメリットと言えます。
外注する前のラフ動画として使える
動画制作会社やクライドソーシングなどに外注する場合にも、大いに役立ちます。
スキルの高い動画編集者が相手でも、求める動画のイメージが的確に伝わらず、イメージと異なるものが出来上がってしまうことがあります。
動画のイメージというのは、言葉や文章ではなかなか伝えづらいものですよね。
ですので、初めからイメージを伝える短い動画を作って見せておくことで、後の修正やすり合わせなどの時間も短縮できることでしょう。
Web上で動画作成するデメリット
Web上で動画制作をするメリットについてはお分かりいただけたと思いますが、当然ながら多少のデメリットもあります。
本章では、Web上で動画制作をするデメリットについても解説します。
選べるデザインやテンプレートが限られている
オンライン動画作成サービスの中には、テンプレートの数が豊富なツールもいくつかあります。
とはいえ、テンプレートの数は有限です。
他の人と同じテンプレートを使用して、似たような動画ができあがることも大いにあり得ます。
オリジナリティを重視している、あるいは特殊な編集効果やアニメーションなどを積極的に取り入れたい場合は、動画編集ソフトを使用することをおすすめします。
無料版は使用できる機能に制限がある
ほとんどのオンライン動画制作サービスは、無料で利用することができます。
しかしながら、無料版では使用できる機能がかなり限られてしまいます。
無料版では、ウォーターマークがつくツールも少なくありません。
本格的にYouTubeの運営している場合には、有料版を使用するつもりで、試して見てください。
初心者の方は、まずはオンライン動画作成サービスで編集を行い、慣れてきたところで本格的な編集ソフトの購入を検討するのが良いでしょう。
おすすめのオンライン動画制作サービスのまとめ
本章では、おすすめのオンライン動画制作サービス6つの価格や特徴などをご紹介します。
最終的には、実際に試して使いやすいかどうかなどを確かめる必要がありますが、まずはどれを試すかを検討する際に、参考にしてみてください。
Renderforest(レンダーフォレスト)
Renderforestは、プロ並みの動画作成ができるツールです。
YouTubeのオープニングやアプリの広告、製品やサービスのプロモーションビデオなど、他にもあらゆるシーンに利用できるテンプレートが揃っています。
価格 | 無料/¥1,799/¥2,999/¥5,999(月額) |
おすすめ度 | [star rating=”5″] |
特徴 | PowerPointでスライドを作るような感覚で、動画を作ることができる |
日本語フォント | あり |
テンプレート数 | 800種類以上 |
Clipchamp Create(クリップ チャンプクリエイト)
Clipchamp Createは、トリミングやカット・速度制御・フィルタなど、現代の動画制作ツールに不可欠なすべての編集オプションが取り揃っています。
価格 | 無料/$9/$19/$39(月額) |
おすすめ度 | [star rating=”4″] |
特徴 | ウェブカメラレコーダーやコンプレッサーなど、動画編集以外の機能も充実 |
日本語フォント | あり |
テンプレート数 | 数百種類 |
Kizoa(キゾア)
Kizoaは、写真や動画に音楽やエフェクト・テキストなどを追加して、自由にカスタマイズができるツールです。
価格 | 無料/$10/$15/$30/$90(月額) |
おすすめ度 | [star rating=”3″] |
特徴 | 結婚式などのプライベート向けのテンプレートが多い |
日本語フォント | あり |
テンプレート数 | 数百種類 |
Adobe Spark(アドビ スパーク)
Adobe Sparkは、が提供するビジュアルコンテンツ作成ツールです。
デザインのプロフェッショナルが作ったクオリティの高いテンプレートを利用することができます。
価格 | 無料/$9.99(月額) |
おすすめ度 | [star rating=”5″] |
特徴 | 圧倒的なテンプレートの数を誇る |
日本語フォント | あり |
テンプレート数 | 数千種類 |
CM STUDIO(シーエム スタジオ)
CM STUDIOは、テンプレート式かアンケート式のどちらかで、直感的に動画の作成ができるツールです。
価格 | 3万(1本)/12万(5本)/21万(10本)/40万(20本) |
おすすめ度 | [star rating=”3″] |
特徴 | 月額が不要で、1本からの利用が可能 |
日本語フォント | あり |
テンプレート数 | 約400種類 |
FlexClip Video Maker(フレックスクリップ ビデオ メーカー)
FlexClip Video Makerは、ドラックやクリックなどのシンプルな動作で、簡単に動画の作成ができるツールです。
価格 | 無料/$5.99/$9.99/$19.99(月額) |
おすすめ度 | [star rating=”4″] |
特徴 | テンプレートが、ビジネス・プライベート・SNSと、カテゴリーごとに分類されている |
日本語フォント | あり |
テンプレート数 | 1,000種類以上 |
オンライン動画制作サービス以外で動画を作成する方法
Web上で簡単に動画制作ができるサービスはとてもおすすめですが、デメリットもあるので目的やタイミングによって使い分けることをおすすめします。
本章では、オンライン動画制作ツール以外のおすすめの動画制作の方法をご紹介します。
動画制作ソフトを使用し制作する
最もポピュラーな方法です。
Windowsであれば「Adobe Premiere Pro(プレミアプロ)」、Macであれば、「Final Cut Pro(ファイナルカット・プロ)」が主流で、多くの動画編集者が使用しています。
ハイクオリティの動画を制作する場合には、これらのソフトの使用も検討してみてください。
スマホアプリを使用し制作する
スマホアプリでも、高機能な動画編集ソフトが多くあります。
ほとんどの場合は無料で使用できますが、無料版で使用すると、使える機能に制限があります。
オンライン動画作成サービス同様、気軽に編集を行うことができますが、スマホ画面はパソコンに比べてディスプレイが小さく、細かい作業が難しいことがあります。
シンプルな短尺動画など、デザインによってはかなり重宝するので、用途に合わせて使い分けることをおすすめします。
動画制作会社に依頼する
ビジネスで使用する場合や、それなりの収益が出ている場合には、プロの動画制作会社に頼むのも一つの手です。
動画制作会社によっては、YouTubeのノウハウを持って制作を行っているところもあります。
単純に映像のクオリティだけではなく、ノウハウの取得という観点で考えてもリターンが大きいと言えます。
クラウドソーシングサービスに依頼する
クラウドソーシングサービスとは、インターネット上で不特定多数の人々に、仕事をアウトソーシング(発注)できるサービスのことです。
クラウドソーシングで動画編集の仕事を受ける人々が、年々増加傾向にあります。
そのため、最近では非常に安価に動画編集の仕事を発注することができます。
ただし、経験やスキルは人によってさまざまで、求めるクオリティで且つ信頼できる動画編集者を見つけるのに苦労することがしばしあります。