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Hoipoi MAGAZINE

ArtlistのPremiere Pro拡張機能の使い方|BGM検索から素材の取り込みまで

UPDATED 2026.10.15
SOURCE Artlist公式
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Artlistの「Artlist Library」は、Premiere Pro内で音楽などの素材を検索・試聴し、プロジェクトへ取り込める拡張機能です。Artlist Hubから導入し、Premiere Proを再起動してパネルを開きます。映像と合わせて曲を比べられるため、編集しながらBGMを選びたい人に向いています。使える素材と機能の範囲は、契約プランに合わせて確認してください。
Artlistで動画用の曲を探す 素材のダウンロードと公開には、用途に合う対象プランが必要です。

ブラウザで気に入った曲でも、編集中の映像に合わせると、入り方や盛り上がる位置が合わないことがあります。曲を選び直すたびに画面を行き来しているなら、Premiere Pro内で使えるArtlist Libraryを試すとよいでしょう。

ここでは、カタログのBGMを探して取り込む手順を中心に説明します。インストールできたら、最初から何曲も集める必要はありません。まず1曲で、試聴・保存・取り込みの流れを確かめてみてください。

Artlist Libraryでできることと導入前の確認

Artlist Hub・Library・AI Toolsの役割を分ける

素材を探すためにPremiere Proへ追加するのは「Artlist Library」です。音楽のほか、効果音・映像素材・音声を扱えますが、ダウンロードできる範囲は契約により異なります。

導入に使うArtlist Hubや、AI生成用のArtlist AI Toolsは、それぞれ役割が違います。名前が似ているので、先に次の違いを押さえておきましょう。

Artlistの関連ツールの違い

名称主な役割
Artlist Hubツールの導入・更新・管理
Artlist Libraryカタログ素材の検索・試聴・取り込み
Artlist AI Tools画像・動画・音楽・音声などのAI生成

この記事では、カタログ素材を探すLibraryを使います。

AIで新しい画像や動画を作ることが目的なら、AI Tools側のプラグインを確認してください。Libraryを導入する手順とは、開くメニューや必要な契約が異なります。

契約アカウントと対象素材を確認する

Hubには、Artlistを契約したアカウントでサインインします。Googleなどで登録した場合は、Hubでも同じログイン方法を使います。別のアカウントに入ったままだと、契約が見つからず、追加契約が必要だと誤解しやすくなります。

BGM中心ならMusic Pro、効果音も必要ならMusic & SFX Proなど、使う素材を含むプランから検討できます。Music ProにはSFXが含まれません。既に契約している人は、プラン変更の前に、HubでLibraryを利用できるかを確認してください。

公開する動画の用途も、プラン選びの条件です。自分のチャンネルへの投稿と、クライアントへ納品する広告では必要な利用範囲が変わります。契約内容はArtlistの料金プランと対象素材の比較で整理できます。

Artlistの音楽プランを比較する BGM・効果音などの素材範囲と、個人投稿・広告・納品の利用条件を照合してください。

ブラウザからのダウンロードで足りる場合

使う曲が既に決まっていて、たまにダウンロードする程度なら、ブラウザで保存してPremiere Proへ読み込む方法でも進められます。拡張機能の導入は必須ではありません。

筆者
ホイポイマン
EDITOR'S NOTE

曲を映像に当てながら選び直すことが多いなら、Libraryを使う理由があります。決まった曲を取り込むだけなら、今の手順を続ける判断でも十分です。

Artlist Hubを入れてLibraryを開く

Hubをインストールしてサインインする

まずArtlistのStock Catalogを開き、Toolsから「Install Now」を選びます。OSに合うHubのインストーラーを取得したら、画面の案内と利用条件を読み、インストールを進めてください。

Hubが起動したら、次の順番で契約アカウントへ接続します。認証はブラウザで行い、最後にHubへ戻ります。

  1. Hubからサインインを始める 時間は環境による

    HubのSign Inを選び、ブラウザのログイン画面を開きます。

  2. 契約アカウントで認証する 時間は環境による

    契約時と同じアカウント・ログイン方法でサインインします。

  3. Hubへ戻る 時間は環境による

    Open Artlist Hubを選び、Hubに戻って導入状態を確認します。

ブラウザだけログイン済みになっても、Hubへ戻る操作が済んでいないと、その先を進められない場合があります。Hubの画面でログイン状態を確認してください。

Libraryを導入し、Premiere Proを再起動する

サインイン後はLibraryのインストールが自動で始まります。始まらない場合は、Hubのサイドバーで「Artlist Library」を選び、「Install Now」から導入してください。

導入が終わったら、編集しているプロジェクトを保存し、Premiere Proを再起動します。続いて「Window → Extensions → Artlist Library」を開くと、Libraryパネルを表示できます。日本語のメニューでは「ウィンドウ」を入口に、該当する拡張機能を探してください。

Artlist公式のHub画面例でLibraryの項目とInstallボタンの位置を示した解説

この経路はカタログ検索用のLibraryです。AI Toolsの「Window → UXP Plugins → Extensions」と混同しないでください。メニュー表記や配置は使用する版に合わせて確認します。

Premiere Proの映像に合わせてBGMを探す

曲の条件を決めてから候補を検索する

Libraryパネルで音楽を選び、検索や絞り込みから候補を探します。最初に「何となくよい曲」を探すと候補が広がるので、動画のどこで、どんな役割のBGMが必要かを決めておきます。

例えば、ナレーションが中心の解説動画なら、まず話し声を邪魔しにくい候補から比べます。商品が登場する場面に使う曲なら、その瞬間に音が強くなるか、逆に落ち着くかが選ぶ基準になります。

この例は曲を絞る考え方です。検索結果や曲名を指定するものではないので、表示された候補を自分の映像へ合わせて判断してください。

タイムラインと同期して同じ区間で試聴する

Libraryでは、タイムラインと同期したプレビューができます。映像の確認したい位置を決め、同期を有効にして候補曲を再生します。音だけを聴く場合より、カットの切り替わりと曲の動きを対応させて比べられます。

映像とBGMを合わせるときの確認

比べるところ確認すること
冒頭の入り映像の始まりと曲の立ち上がり
話し声歌声や目立つ音が言葉に重ならないか
盛り上がり商品や結論を見せる場面との位置関係
終わり方使用する区間で不自然に切れないか

曲の優劣ではなく、その映像に合うかを比べるための表です。

比較する区間を揃えると、「曲自体は好きだが、この場面には合わない」という判断もできます。採用を迷う曲はArtboardsに残せるので、いったん候補へ戻して次の曲を確認する方法もあります。

筆者
ホイポイマン
EDITOR'S NOTE

候補ごとに違う場面を再生するより、同じナレーションと映像へ当てて比べるのがおすすめです。曲の印象だけでなく、動画の伝わり方が変わるところを見つけやすくなります。

形式と保存先を決めて素材を取り込む

設定からDownload Formatと保存先を見る

取り込む前に、Libraryパネル右上の歯車から設定を開き、Download Formatを確認します。音楽・Stems・SFX・映像にはそれぞれ形式の設定があるため、今回使う音楽の欄を見てください。

音楽カタログの保存形式はMP3・WAVです。案件で形式を指定されている場合はその指定を優先し、指定がなければ使用ソフトに読み込める形式を選びます。SFXは別の形式設定なので、音楽と取り違えないようにしましょう。

保存先は、後から場所が分かるフォルダーにします。例えば「案件名/assets/artlist/music」のように案件の素材フォルダーへまとめる運用です。この名前のフォルダーが自動作成されるわけではありません。

自分に読み書きの権限がある場所を選び、空き容量も確認しておきましょう。ダウンロード直後に整理するためではなく、取り込み後も同じ場所で保管するための準備です。

曲を取り込み、使いたい位置へ配置する

採用する曲が決まったら、LibraryからPremiere Proのプロジェクトへドラッグ&ドロップして取り込みます。タイムラインでは使用する音声トラックと開始位置を確かめ、既存のナレーションや音源を上書きしないトラックへ配置してください。

曲が表示されたことだけで終えず、映像と一緒に再生します。試聴時と同じ曲・同じ使用区間か、開始位置がずれていないかを確認し、プロジェクトを保存しましょう。

  1. ファイルを確認する 時間は環境による

    保存された曲名・形式・場所が、選んだ内容と一致するかを確認します。

  2. タイムラインで確認する 時間は環境による

    使う位置へ配置し、映像と話し声に合わせて再生します。

  3. 保存して開き直す 時間は環境による

    プロジェクトを保存して開き直し、素材を参照して再生できるかを確認します。

Premiere Proへ読み込んだ後も、元の音源ファイルの場所は大切です。外部でファイルを移動・改名・削除すると、メディアオフラインになることがあります。取り込み後に素材フォルダーを片付ける場合は、使用中のファイルを動かさないようにしてください。

Premiere ProのArtlist Library画面例で検索欄と楽曲一覧、取り込む曲の選択箇所を示した解説
筆者
ホイポイマン
EDITOR'S NOTE

保存先は、取り込んでから整理するより先に決めておく方が扱いやすいです。後日の修正もある案件では、プロジェクトと音源の保管場所を一緒に記録しておきます。

公開前に利用範囲と曲の記録を残す

Libraryから取り込んでも、公開や納品の条件が自動的に広がるわけではありません。動画の用途・公開先が契約に合うか、必要なClearlistの登録が済んでいるかを確認します。

使用した曲名、保存場所、案件名を残すと、後の修正で採用曲を探し直さずに済みます。Stemsの調整やArtboardsの共有、ライセンス証明書の管理は、Artlistの基本操作と素材・ライセンスの管理方法で詳しく説明しています。

素材を保存していることと、解約後に新しい動画で使えることも別です。継続利用や納品の境界は、Artlistの商用利用・解約後の条件を確認してください。

Artlistで次の動画の素材を探す 既存契約に対象素材が含まれる場合は、その範囲で利用できます。

表示されない・ログインできないときの対処

パネルが表示されないときは導入状態と再起動を確認する

Libraryが見つからないときは、まずHubでLibraryの導入が完了しているかを確認します。続いてプロジェクトを保存し、Premiere Proを再起動して拡張機能のメニューを開いてください。

「Premiere Pro not installed」と表示されても、実際にPremiere Proを導入済みなら、「Install anyway」から進める案内があります。Premiere Pro自体が入っていない場合に、同じ操作だけで使えるようになるという意味ではありません。

ログイン・書き込み・通信の問題を切り分ける

Libraryが使えないときの確認順

症状最初に確認すること
契約が反映されない契約アカウント・登録時のログイン方法
ログインが進まないブラウザからでなくHubから認証を開始
Failed to write to file保存先へのアクセス・書き込み権限
その他のダウンロード失敗回線・VPN・管理された通信制限
利用上限の表示表示された上限案内と現在の利用状況

症状を見て、関係する項目から確認してください。

書き込みに失敗する場合は、設定で保存先を確認し、自分が読み書きできるフォルダーへ変更して試します。ログインの問題なら、Hubから認証をやり直し、契約時と同じ方法を選んでください。

会社のネットワークで通信が止まる場合は、管理者へエラー内容を伝えます。原因が分からないまま、ファイアウォールなどの保護機能を一括で無効にする必要はありません。

音源がメディアオフラインになったときは、元ファイルが移動・改名されていないかを先に確認します。場所が分かる場合は、Premiere Proの「メディアをリンク」から元の音源へ再接続できます。似た名前の別曲を選ぶと使用箇所が置き換わるため、ファイル名と内容を照合してから進めてください。

解決しない場合はブラウザ経由へ切り替える

Libraryの不具合を解消するまで編集を止める必要はありません。対象契約でWeb側から曲を保存できるなら、ブラウザでダウンロードし、Premiere Proの「ファイル → 読み込み」から同じプロジェクトへ追加できます。

サポートへ問い合わせる場合は、エラー文、OS、Premiere ProとHubのバージョン、どの操作で止まったかを控えておきます。プロジェクトや音源を削除せず、症状が起きる条件を伝えてください。

筆者
ホイポイマン
EDITOR'S NOTE

納期が近いときは、ブラウザで保存して編集を進め、拡張機能の確認は後で行う方法を選びます。取り込み方を替えても、曲の利用条件を確認する流れは同じです。

まとめ|まず1曲を映像に合わせて取り込む

Artlist Libraryを使うと、Premiere Proで映像を見ながらBGMを選び、選んだ素材をプロジェクトへ取り込めます。Hubで導入したら、まず1曲を試聴し、保存先・配置・開き直した後の再生まで確かめてください。

選曲のたびにブラウザと編集画面を行き来する人には、試す理由がある機能です。今の取り込み手順で足りる人はその方法を続けながら、必要な場面でLibraryを取り入れましょう。

Artlistの対象素材を見て始める 申込時に素材の範囲・利用条件・支払周期を確認してください。
ホイポイマン
Hoipoi編集部
音楽制作・動画マーケティング編集部
監修者情報

楽曲制作・マスタリング・音楽サブスクを編集部にて実機検証。クリエイター向けの実践的な情報を2020年から発信中

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