「YouTubeのオープニングやエンディングは、作った方がいいの?ない方がいいの?」
「どのようなものを作ればいいの?」など、迷っている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、こだわって作る効果・メリットは大きいです。
- 呼びかけることでエンゲージメント(反応)率をアップしチャンネルの評価を上げる
- チャンネル名を覚えてもらう
- チャンネル登録をしてもらう
本記事では、YouTubeのオープニング・エンディング動画のメリットや目的、作るときに気をつけるポイントについて解説します。
オープニングやエンディングを入れるかどうかや、作り方が分からない方は、ぜひ参考にして下さい。
目次
オープニング動画を使うメリットと目的
オープニング動画とは、YouTubeの冒頭に数秒に流れる固定化されたコンテンツのことです。
メリットは大きく分けて2つあります。
- チャンネルのブランディング
- 視聴者の興味を引き、早期離脱を防ぐ
本章では、オープニングを入れることのメリットと、それが果たす目的について解説します。
チャンネルのブランディング
オープニング映像を入れることで、チャンネルをブランディングさせる効果があります。
そのブランドが視聴者を惹きつけ、リピーターになるための手助けをします。
コンテンツによっては、本編の映像に統一感を出すのが難しいことがあります。
このような場合にも、オープニングを活用してブランドを確立させましょう。
視聴者の興味を引き、早期離脱を防ぐ
オープニングを入れるもう一つの目的は、早期離脱を防ぐことです。
効果的なオープニング映像により、視聴者の興味を引くことができます。
最初の15秒程度で、視聴者に続きが見たいと思わせるような内容を盛り込みましょう。
オープニング動画の構成ポイント
効果的なオープニングとは、具体的にどのような映像のことでしょうか。
本章では、ブランドの確立と視聴維持率のアップという2つの観点から、人気チャンネルに共通する構成をご紹介します。
ブランドの確立
ブランドの確立に必要な基本的な要素について、以下でご紹介します。
チャンネルのロゴ
オープニング動画において、チャンネルのロゴは必要不可欠な要素です。
ロゴを分かりやすく見せることで、視聴者に印象付けましょう。
キャッチコピーやサウンドロゴの挿入
的確なキャッチコピーと、印象的なサウンドロゴについても、オープニングに入れるべき要素と言えるでしょう。
視聴者に対して直感的に、コンセプトを伝えることができます。
発信者の権威性のアピール
オープニングで発信者の権威性を示すことで、本編での発信内容の説得力が増します。
また、それが視聴者にとっての続きを見る理由にもなり得るため、しっかりとアピールしましょう。
視聴維持率アップ
視聴維持率をアップさせるために効果的な要素を、以下でご紹介します。
動画のダイジェストや見どころの提示
ダイジェストとは、本題の内容を要約した映像のことです。
そのコンテンツの一部を見せたり、気になる内容の直前までを見せましょう。
視聴者に続きが見たいと思わせることが、一番の目的です。
どんな人に向けた発信であるかの説明
ターゲットを明確にすることは、コンテンツの作成において、忘れてはいけないポイントです。
そのコンテンツが自分にとって有益な内容であることを、視聴者に伝えましょう。
視聴者にとっての見る理由・メリットを提示することが大切です。
オープニング動画を作るポイント
本章では、オープニング映像を作るときの、押さえるべきポイントについて解説します。
オープニングが逆効果になってしまわないためにも、クオリティの高いオープニングを作ることに役立ててください。
チャンネル名を分かりやすく入れる
視聴者がリピーターになるためには、まずはチャンネル名を知ることが必要不可欠です。
チャンネルのロゴだけで伝わりづらい場合には、ロゴとは別にチャンネル名も入れるようにしましょう。
コンセプトにもよりますが、できるだけ分かりやすいフォントや文字サイズにすることをおすすめします。
長すぎないものにする
長すぎるオープニング映像は、ときに逆効果になります。
なかなか本題が始まらないと、視聴者に飽きられてしまい、離脱の原因になります。
また、ダイジェストだけで内容が理解できてしまう場合にも、離脱されることがあります。
動画のテイストに合わせたデザインにする
オープニング映像は、そのチャンネルのブランドを確立させるためのものでもあります。
本編との統一感を意識した、デザインやクオリティを心がけましょう。
オープニングから本編にかけての差があまりにも大きい場合、これもまた離脱の原因になり得ます。
エンディング動画を使うメリットと目的
エンディング動画とは、YouTubeの最後に流れる映像のことです。
本章では、エンディングの映像を使うメリットと目的について解説します。
エンディング動画の構成ポイント
エンディング動画は、大きく分けて3つの目的に分類されます。
人気チャンネルに共通する内容を、目的ごとに紹介します。
チャンネル登録者アップの取り組み
YouTubeの終了画面では、チャンネル登録への誘導ボタンを挿入することができます。
このボタンと併せて、下記の内容を盛り込みましょう。
チャンネル登録のお願い
「チャンネル登録よろしくお願いします」などの文言です。
登録するメリットを提示することで、さらに登録率がアップします。
自己紹介とチャンネルでの発信内容
発信者の自己紹介と、どのような発信をしているのか、あるいは今後どのような発信をしていく予定なのかを提示します。
自己紹介では、特に発信者の権威性をアピールすることで、視聴者からの信頼を獲得できます。
YouTubeSEOの取り組み
YouTubeSEOとは、YouTubeの検索結果で上位表示させるための施策のことです。
エンゲージメント率を高め、YouTubeからの評価をアップさせるためには、視聴者からアクションがもらえるような工夫をする必要があります。
好評価のお願い
高評価とは、「いいね」や「グッドボタン」と呼ばれいているボタンを押すアクションのことです。
これを促すメッセージを入れることで、エンゲージメント率が高まります。
コメントのお願い
コメント数は、YouTubeSEOにおいてかなりの影響を与えます。
「励みになります」や「すべて見て参考にしています」など、気持ちを伝えることも効果的です。
他の動画への誘導し、再生回数増加
動画を見てくれた視聴者を、あなたのチャンネルの他の動画にも誘導しましょう。
長く滞在されるチャンネルは、YouTubeのアルゴリズムから優遇されます。
最新動画・おすすめ動画
最新動画や、見てもらいたいおすすめのコンテンツを、エンディングで紹介します。
視聴回数の多いものや、クリック率の高いものは、特に積極的に表示させましょう。
なぜなら、その視聴者にも刺さる内容である可能性が高いからです。
また、YouTubeの性質上、動画が投稿されてから再生されるまでの時間が短いほど、注目動画としておすすめ欄に表示されやすくなります。
このため、最新動画に関しても、積極的に表示させることをおすすめします。
関連する動画
そのコンテンツに関連する動画は、特に視聴者の興味関心のある内容である可能性が高いです。
似たようなコンテンツがある場合には、表示させるのを忘れないようにしましょう。
再生リスト
再生リストの良いところは、関連性の高い動画をまとめて見せることができる点です。
また、自動的に再生されるため、単発の視聴で終わらず、効率的に再生回数をアップさせることができるのです。
サブチャンネルへのリンク
YouTubeの終了画面では、他のチャンネルにも誘導することができます。
サブチャンネルを持っている場合には、これを宣伝する場としても効果的に活用することができます。