動画撮影に絶対必要な機材は?

動画撮影に絶対に必要な機材リスト

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2026.04.26
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メーカー公式
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9機材検証
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編集部実機

この記事でわかること
  • 動画撮影に「絶対必要」な9つの基本機材と選び分け基準
  • シネマティックな質感を作るF1.2〜F2の明るいレンズ・60FPS撮影・NDフィルターの3点セット
  • 外付けマイク・三脚・編集ソフトなどの機材も網羅
  • YouTube/Vlog/結婚式/PV別の最適な機材構成パターン
  • 5万円スタートから50万円プロ仕様までの予算別ステップアップ表
  • 初心者がやりがちな「機材沼」の典型と回避法
💡
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動画撮影の品質は、編集スキルの前にまず撮影段階で勝負がつくと言っても過言ではありません。露出が破綻している素材、手ブレで揺れた素材、暗く沈んだ素材は、どれだけ編集を頑張ってもシネマティックな仕上がりには届かないからです。

逆に、構図・色味・露出が整った素材を用意できれば、編集はほぼ「並べるだけ」で完成度の高い動画に仕上がります。撮影機材への投資は、編集時間の短縮と品質向上の両方に直結する、動画制作で最もコストパフォーマンスが高い投資先です。

本記事では、動画撮影に「絶対必要な9つの機材」「あると便利な6つの機材」「シネマティック特化機材」の合計16種類の使い分けと選び方を、編集部の実機検証ベースで体系的に解説します。さらに、用途別・予算別の機材構成パターンも整理しているので、自分の撮影スタイルに合わせて読み進めてください。

動画撮影に絶対必要な9つの機材

良質な動画素材を撮影するために、編集部が「これがないと話にならない」と判断する基本機材を9つピックアップしました。シネマティックな動画を目指すなら、優先的に揃えるべき機材です。

① カメラ:60FPS以上で撮影できるモデル

動画撮影用カメラを選ぶ際の最低条件は、60FPS以上で撮影できることです。

FPS(Frames Per Second)は1秒あたりのフレーム数を示すフレームレートで、この値が大きいほど映像が滑らかに見えます。

24FPS
映画と同じフレームレート。書き出し時の標準。撮影では使わない

30FPS
テレビ放送やSNSの基本。一般的な動画でよく使われる

60FPS
スローエフェクト用の撮影レート。書き出しは24FPSに落とす

120FPS
超スロー表現用。瞬間的な動きを劇的に演出できる

240FPS以上
ハイスピード撮影。スポーツ・水しぶき・爆発の演出向け

シネマティック動画は最終的に24FPSで書き出すケースが多いですが、撮影段階で60FPS以上にしておくと、編集時にスローモーションをかけてもカクつかず、滑らかな動きを再現できます。逆に24FPSで撮影してスローをかけると、フレームの間引きが目立って不自然な仕上がりになります。

💡
編集部メモ:120FPSが撮影できる機種を選ぶと、超スロー演出の幅が広がります。撮影時のデータ容量は増えますが、表現の自由度を考えると120FPS対応カメラへの投資は十分元が取れます。

カメラ初心者がボディ・レンズ・周辺機材をどう揃えるかの全体像については、カメラ初心者が買うべき必需品とおすすめのカメラ機材でステップ別に解説しています。

② 明るいレンズ:F1.2〜F2の単焦点

F1.2~F2の明るいレンズを使って撮影する

シネマティック動画の質感を決定づけるのが、レンズのF値(絞り値)です。

✨ メリット
  • F値が低いほど多くの光を取り込めて低照度に強い
  • 被写界深度が浅くなり背景ボケで奥行きを表現できる
  • シャッタースピードを上げて手ブレを抑えやすい
  • シネマティックな質感を出しやすい
⚠️ デメリット
  • F値の低い単焦点レンズは価格が高い
  • 被写界深度が浅すぎてピントを外しやすい
  • ズームができないため複数本のレンズが必要になる
  • 本体重量が重くなる傾向がある

F1.2〜F2前後の明るいレンズは、暗いシーンでもシャッタースピードを稼げるため、ノイズの少ないクリーンな映像が撮れます。さらに、ボケの量が大きくなるため被写体を立体的に浮かび上がらせる「奥行きのある画」が作りやすくなります。

💡
編集部メモ:背景のボケ感はレンズ依存の特性で、後処理では完全に再現できません。自分の好きな画角(35mm or 50mm or 85mmなど)で、F値の低い単焦点レンズを最低1本所有しておくと、表現の幅が大きく広がります。

③ 標準ズームレンズ:35mm〜90mmの汎用レンズ

カメラ機材おすすめ-広角レンズを避ける

明るい単焦点と並行して、汎用性の高い標準ズームレンズも1本持っておくのが実用的です。

動画撮影のメイン焦点距離は、35mm〜90mm前後が最適とされています。静止画では肉眼に近い50mmが標準ですが、動画では広角寄りの35mm〜40mmが好まれます。これは、動画では被写体の動きや背景の広がりを同時に捉える必要があるためです。

35mm前後
広角寄りで動きや背景を入れやすい。Vlogやインタビュー向け

50mm
肉眼に近い自然な画角。万能型でどんなシーンにも対応

85mm前後
中望遠でポートレート向き。ボケを生かした人物撮影に最適

90mm前後
寄った構図に強い。商品撮影や料理撮影で活躍

20mm-150mmのような広範囲ズームレンズはF値が高くなりがちで、シネマティック撮影には不向きです。明るめのズームレンズを1本(FE 24-70mm F2.8など)に、単焦点レンズ2本を組み合わせるのが、編集部が推奨する基本構成です。

APS-C機の場合は焦点距離が約1.5倍換算されるため、フルサイズの35mm〜90mmに相当する50mm〜140mmのレンズが目安になります。

④ NDフィルター:屋外撮影で必須

屋外で撮影する場合はNDフィルターが必須

NDフィルターは、レンズに入る光量を減らすための「サングラス」のような役割を果たします。屋外で動画撮影をするなら必須機材と考えてください。

動画撮影では、シャッタースピードがフレームレートに紐づいて固定されます(60FPSなら1/120秒程度)。日中の屋外でこのシャッタースピードのまま撮影すると、F値を絞ってもISO感度を最低にしても、光量が多すぎて白飛びが発生します。NDフィルターで光量を物理的に減らすことで、適正露出を確保できます。

💡
サイズ選びの注意点:NDフィルターはレンズ径に合わせて購入しますが、小さいフィルターは安いもののケラレ(四隅の暗化)や色むらが発生しやすくなります。これらは画面の外側から発生する性質があるため、フィルターは大きめのレンズに合わせて買い、ステップダウンリングで他のレンズに流用するのが安全です。

NDフィルターには「固定式」と「可変式」がありますが、屋外で光量が頻繁に変わる撮影では可変NDフィルターが圧倒的に便利です。リング操作で減光量を無段階に調整できるため、雲の動きや時間帯の変化に即応できます。

予算に余裕があれば、NiSiの可変NDフィルターが業務用レベルの色再現性で評価が高く、有名ビデオグラファーの愛用率も高い選択肢です。価格はやや高めですが、色被りや偏光ムラの少なさで圧倒的な信頼性を持っています。

⑤ ジンバル:電動3軸補正の手ブレ対策

動いている被写体をブレなく撮影するジンバルが必須

シネマティックな動画素材はブレのない滑らかな映像が大前提です。手持ち撮影では微振動が必ず入るため、ジンバルによる電子的なブレ補正が必須になります。

ジンバルは「電動3軸補正」タイプを選ぶのが鉄則です。ピッチ(上下)・ヨー(左右)・ロール(傾き)の3軸をモーターで物理的に補正するため、手ブレを劇的に抑え込めます。

✨ メリット
  • 3軸モーター補正で手ブレを物理的に消去できる
  • 歩きながらの撮影でもプロ品質の滑らかさが出せる
  • 被写体追従モードで動く対象を自動追尾できる
  • タイムラプスやモーションラプス機能が標準搭載
⚠️ デメリット
  • 使いこなしには習熟が必要
  • バッテリー切れで撮影中断のリスクがある
  • 本体重量が増えて長時間運用で疲労する
  • キャリブレーションを忘れると効果が出ない

クイックリリースシステムと組み合わせると、三脚→ジンバル→手持ちの素早い切り替えが可能になり、撮影の機動力が一段上がります。

⑥ 三脚:固定撮影と俯瞰撮影の基礎

ジンバルだけでは対応できないのが、長時間の固定撮影俯瞰撮影です。インタビュー、対談、料理、商品レビューなど、カメラ位置を固定して撮影するシーンでは三脚が不可欠です。

三脚選びで重視すべき7つのポイント:

重量
軽すぎると望遠レンズで揺れる。1.5〜2kg前後が業務運用の目安

耐荷重
搭載するカメラとレンズの合計重量の2倍を目安に選ぶ

段数
3〜5段。多いほどコンパクトに収納できるが、剛性は段数に反比例

ロック方式
レバー式は素早い、ナット式は安定感が高い

材質
カーボンは軽量・剛性高・高価/アルミは重量・コスパ◎

雲台
自由雲台は機動力、3way雲台は微調整、ビデオ雲台は動画特化

脚の開き角度
ローアングル対応の開脚機構があると俯瞰撮影で活躍

俯瞰撮影向けの専用機材構成については、真上から俯瞰撮影するのにおすすめの機材で5構成パターンを徹底比較しているので、料理動画や物撮り動画を撮るなら合わせてチェックしてください。

💡
編集部メモ:「三脚は安いものでいい」と考えがちですが、これは典型的な機材選びの落とし穴です。安価な三脚は剛性不足で長時間の運用で揺れが入り、編集時にカット使用できない素材が生まれます。最初から1.5万〜3万円台の中堅モデルを選ぶのが、結果的にコストを抑える賢い投資です。

⑦ 照明:室内撮影は最低2灯から

人間の目は明るさへの順応性が高く、室内が「肉眼で見ると明るく感じる」状態でも、カメラのセンサーには光量不足になっているケースが多発します。室内で動画撮影するなら、最低2灯、理想は3灯のライトを揃えてください。

複数のライトを使うことで、メインライト+フィルライト(影の調整)+バックライト(被写体の輪郭分離)の3点照明が組めるようになり、奥行きのあるシネマティックな絵作りが可能になります。

LEDライトを購入する際の重要指標はRa(演色性)です。

Ra80以下
色の再現性が低く、肌の色などが不自然に見える

Ra80〜90
一般的な撮影には十分な品質

Ra90〜95
プロ撮影にも対応する高演色。被写体の色を正確に再現

Ra95以上
TVCMや映画品質。ハイエンドの色再現性

動画撮影用ならRa90以上が選定基準です。Ra80以下のLEDは安価ですが、肌の色がくすんだり食べ物の鮮度感が損なわれたりするため、撮影用途には不向きです。

物撮りシーンでのライティング詳細はカメラ撮影を室内でライティングするコツとポイントで体系的にまとめているので、合わせて参照してください。

⑧ マイク:内蔵マイクでは必ず音質不足

ミラーレス・一眼レフのカメラ内蔵マイクは、画作りに比べて音質が大幅に劣るのが現実です。動画でナレーションや会話を扱うなら、外付けマイクは必須機材と考えてください。

用途別のマイク選び:

ガンマイク(指向性マイク)
カメラに装着して前方の音を集音。インタビュー・Vlogの基本

ピンマイク(ラベリアマイク)
襟に装着して個人の声をクリアに録音。トーク動画・解説動画向け

ワイヤレスマイク
送信機と受信機がペアになった無線式。動きのある撮影で必須

ステレオマイク
周囲の音場を録音。環境音や音楽演奏の収録に最適

ショットガンマイク
高指向性で遠距離の音を狙い撃ち。シネマ撮影向け

💡
編集部コメント:動画クオリティで「画と音、どちらが視聴離脱に直結するか」と問われると、答えは音声です。音割れや風切り音が混入した動画は、画がきれいでも視聴者が3秒で離脱します。マイクへの投資はカメラ本体に次ぐ優先度で考えてください。

⑨ 編集ソフト:Premiere ProかDaVinci Resolveの2強

撮影した素材を仕上げるのが編集ソフトです。プロが使う2大ソフトは Adobe Premiere ProBlackmagic Design DaVinci Resolve です。

Adobe Premiere Pro
サブスク制(月額3,000円前後)。Adobe他製品との連携が強み。業界標準で求人案件も多い

DaVinci Resolve
無料版あり(有料Studio版は約47,000円買い切り)。カラーグレーディングが業界最強。Blackmagic製カメラとの相性◎

Final Cut Pro
Mac専用、買い切り約45,000円。直感的UIで初心者にも扱いやすい

予算を抑えたいなら、まず無料版のDaVinci Resolveから始めるのが現実的です。基本機能の大半が無料で使えるため、本格的な学習にも対応できます。サブスク予算に余裕があり、汎用性を重視するならPremiere Proが安心です。

どちらのソフトもある程度のマシンスペックを要求するため、インストール前に推奨スペック(メモリ16GB以上、GPU専用メモリ4GB以上)を確認してください。

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動画撮影時にあると便利な機材6選

絶対必要な機材を揃えた次のステップとして、撮影効率と表現力を一段引き上げる「便利機材」を6点紹介します。

① サンフード:屋外液晶の視認性を確保

サンフード

晴天の屋外撮影で最大の敵が、カメラ背面液晶への直射日光です。液晶が太陽光で見えなくなり、構図確認・ピント確認・露出確認のすべてが困難になります。

サンフードはカメラ背面液晶に被せるカバーで、直射日光を遮って視認性を確保します。スライド式の取り付けで装着・取り外しが手早く、折り畳んで携行できる軽量設計です。

② カメラケージ:拡張性を一気に引き上げる

カメラゲージ

カメラケージは、カメラ本体を金属フレームで囲むアクセサリーです。マイク・モニター・ライト・ハンドルなど、複数のアクセサリーを同時に装着できる「拡張ハブ」として機能します。

ハーフリグタイプであれば、SONY FX3などの動画特化機種に標準装備の手持ちハンドルもそのまま流用できる設計になっています。本格的な動画制作では「カメラ単体運用」より「ケージ前提運用」が一般的です。

③ ハンドル:長時間撮影での疲労軽減

ハンドル

カメラケージに装着するトップハンドルは、ローアングル撮影や持ち上げ撮影で威力を発揮します。グリップ力が3倍ほどになり、長時間の手持ち撮影でも腕の疲労が大幅に軽減されます。

💡
装着の注意点:トップハンドルは単独では取り付けできません。必ずカメラケージとセットで導入する必要があります。先にケージを揃えてからハンドルを追加する順序が正解です。

④ ハンドストラップ:落下防止の保険

ハンドストラップ

ハンドストラップは手とカメラを物理的に繋ぎ、グリップ力と落下防止の二重効果を発揮します。高価なカメラ・レンズを安心して運用するための保険として、本体価格の数%で得られる安心感はコスパ抜群です。

ハンドストラップもケージありきの装着になるため、ケージとセットで揃える機材として位置付けてください。

⑤ スライダー:超スローなトラッキングショット

スライダー

スライダーは、レール上をカメラがスライドする機材です。ジンバルでは再現できない超スローなトラッキングショットや、完全に水平な視点移動が可能になります。

✨ メリット
  • ジンバルでは出せない超スロー速度のスライドが可能
  • 完全水平の視点移動でブレが一切ない
  • 物撮り・商品紹介で印象的なカットが作れる
  • フライホイール式は速度ムラが出にくく初心者向き
⚠️ デメリット
  • 重量があり持ち運びが大変
  • セッティングに時間がかかる
  • 電動式は高価(10万円超)
  • レール長で撮影距離が物理的に制限される

初心者には「フライホイール」搭載モデル、または電動スライダーがおすすめです。手動スライダーは速度ムラが出やすく、編集で破棄するカットが多くなりがちです。

⑥ ジンバルアクセサリー:表現の幅を広げる

ジンバル本体に追加する延長ロッドや低位置撮影アクセサリーは、ダイナミックな映像を撮影する際の必須アイテムです。

地面すれすれのローアングル、頭上からの俯瞰、対象物への寄り・引きの動きなど、通常のジンバル運用では届かない視点を実現できます。Vlogやアクションシーンで他のクリエイターと差別化したいなら、優先順位の高いアイテムです。

シネマティック動画撮影で差がつくフィルター

機材投資の最後の一押しとして、シネマティックな質感を一段上げるフィルターを紹介します。

ブラックミストフィルター:簡単シネマティック

ブラックミストフィルター

ブラックミストフィルターは、レンズに装着するだけで映像にハイライトの柔らかな滲みを加えるフィルターです。光源周りに自然なハロが出て、デジタル特有のシャープすぎる質感が抑えられ、フィルムカメラに近いシネマティックな雰囲気が得られます。

濃さは3段階あります。

1/8
最も薄い効果。シャープさを保ちつつほのかなハロ。日常撮影向け

1/4
バランス型。ほどよい滲みでシネマティック感が出る。最もスタンダード

1/2
強めの効果。明確な滲みでドリーミーな質感。MV・PV向け

写真撮影でも同じ効果が得られるため、動画と静止画の両方で使い回せるのもメリットです。1枚持っておくと、機材投資の費用対効果としては最も高い部類に入ります。

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用途別の機材セット

撮影の用途によって、必要な機材の優先順位は大きく変わります。代表的な4パターンの最適構成を整理しました。

YouTube向け:トーク動画・解説動画中心

最優先機材
ピンマイク(音声品質が最重要)/LEDライト2灯/三脚

推奨カメラ
フルサイズミラーレス(α7IV、Lumix S5II等)or 高性能コンデジ

あると便利
プロンプター/カメラケージ/背景紙

省略しても可
ジンバル(固定撮影中心なら優先度低)/スライダー

YouTubeのトーク動画では、画質より音質と照明が視聴維持に直結します。最初の予算配分はマイクとライトに集中させるのが鉄則です。

Vlog向け:屋外・移動シーン中心

最優先機材
ジンバル(手ブレ抑制が最重要)/ワイヤレスマイク/NDフィルター

推奨カメラ
軽量ミラーレス(α7C、ZV-E10等)or アクションカメラ(GoPro等)

あると便利
広角レンズ(自撮りで自然な画角)/予備バッテリー多数

省略しても可
スライダー/カメラケージ(機動性を重視)

Vlogでは機動性が最優先。重い機材は撮影テンポを落とし、撮影継続のモチベーションも削ぎます。「軽くて手軽」を機材選びの絶対基準にしてください。

結婚式・イベント向け:1チャンス撮影

最優先機材
フルサイズ機×2台(メイン+バックアップ)/明るいレンズ/ワイヤレスマイク

推奨カメラ
低照度に強いフルサイズ(α7SIII、α7IV等)

あると便利
ジンバル/三脚/予備バッテリー大量/予備SDカード

絶対NG
エントリー機1台のみ運用(バックアップなし)/F値の高いキットレンズのみ

イベント撮影は失敗が許されない1チャンス撮影。機材トラブルで撮り逃しが発生すると取り返しがつきません。バックアップ機の確保が最優先事項です。

PV・MV向け:シネマティック表現重視

最優先機材
フルサイズ機(4K以上)/F1.4以下の明るい単焦点/NDフィルター/ジンバル

推奨カメラ
シネマカメラ(FX3、FX30、BMPCC等)or 高画質ミラーレス

あると便利
スライダー/ブラックミストフィルター/カラーグレーディング用ソフト

拡張機材
ドローン/Cマウントレンズ/専用照明セット

PV・MVは表現の自由度が最大化される撮影。機材投資のリターンが直接画作りに反映されるため、上限を設けず予算を投下する価値があります。

予算別の構成例とステップアップ戦略

「これから動画撮影を始めたい」という人向けに、予算別の現実的な機材構成を整理しました。

動画撮影機材の予算別ステップアップ構成

予算帯カメラレンズ周辺機材想定用途
5万円スタートスマホ or 中古入門ミラーレスキットレンズスマホ用ジンバル/ピンマイクVlog入門・SNS投稿
10万円ステップアップ入門ミラーレス(ZV-E10等)キット+単焦点1本ジンバル/簡易ライトYouTube個人発信
30万円本格機材ミドル機(α7IV相当)F2.8ズーム+単焦点1本電動ジンバル/LED2灯/ピンマイク本格YouTube・PV
50万円プロ機材ハイエンド(α7SIII、FX3)F1.4単焦点2本+ズーム電動ジンバル/三脚(カーボン)/ワイヤレスマイク商業案件対応
100万円超シネマカメラ(FX6等)シネレンズプロ照明セット/レール映画制作・大型案件

編集部が推奨する段階的な機材投資のロードマップ

💡
編集部メモ:機材投資で最も大切なのは「いきなり高額機材を揃えない」ことです。10万円構成で1年運用してから、自分の撮影スタイルに合わせて30万円構成にステップアップする、という段階的投資が最も後悔の少ない進め方です。

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動画撮影機材選びでよくある質問

暗所性能・ボケ表現・色再現の3点で明確に差が出ます。明るい屋外の昼間ならスマホで十分なケースも多いですが、室内の薄暗い場面、夜景、シネマティックなボケ味を出したい場面ではミラーレス機が圧倒的に有利です。

用途によります。歩きながらの動的な撮影が多い人はジンバルが必須、固定+簡単な手持ちで済む人はIBIS搭載カメラだけで十分対応できます。両方併用するとダブルで効くため、本格運用ではジンバル+IBISの組み合わせが理想です。

屋外撮影が中心なら可変式、スタジオ撮影が中心なら固定式が定番です。可変式は1枚で広範囲の減光をカバーでき機動性が高い反面、ND値の表記がアバウトになりがちです。色再現を厳密に管理したい場合は固定式を複数枚揃える方が無難です。

撮影スタイルによります。固定撮影中心なら有線ピンマイク(5,000円〜)から始めるのがコスパ良。動きのある撮影をするならワイヤレスマイク(2万円〜)が必須です。両者は同時に持っていても無駄にならない機材です。

操作の直感性ではDaVinci Resolveのほうが取っ付きやすいと言われます。ただし、Web上のチュートリアル数や日本語情報の多さではPremiere Proが圧勝です。学習リソースの豊富さで選ぶならPremiere Pro、コストを抑えたいならDaVinci Resolveが現実的な判断です。

「ある程度のクオリティを目指す」前提で約10万円が現実的なスタートラインです。中古ミラーレス6万円+単焦点レンズ2万円+簡易ライト1万円+ピンマイク5,000円+SDカード5,000円、という構成で本格的な動画制作が始められます。

最も多いのが「カメラ本体だけに予算を集中させ、レンズ・マイク・照明への投資を怠る」パターンです。カメラはレンズ無しでは画作りできず、室内撮影は照明なしでは暗く沈み、トーク動画は内蔵マイクでは聞き取りづらいです。予算は機材間でバランスよく配分してください。

動画素材を活かす音楽素材も忘れずに

機材を揃えて高品質な動画素材が撮れるようになったら、次に必要になるのがBGMや効果音などの音楽素材です。

撮影段階のクオリティが高いほど、それに見合う音楽素材を選ぶ重要性が増します。フリー素材では商用利用に制約があったり、楽曲の質が動画に追いつかなかったりするため、ロイヤリティフリー素材サブスクを活用するのが定番ルートです。

Artlistの無料体験の素材は商用利用できる?月額料金はいくら?で、無料体験でできること・できないこと、有料プランの選び方を解説しているので、撮影機材の整備と並行して音楽素材の調達ルートも検討してください。

まとめ:動画撮影機材は「優先順位」が9割

動画撮影の機材選びは、選択肢の多さに圧倒されがちですが、本質はシンプルです。「絶対必要な9つ」を最優先で揃え、撮影スタイルが固まってから便利機材へ拡張する。この順序を守れば、機材投資の失敗を最小化できます。

特に初心者が見落としがちなのが、マイクと照明への投資です。カメラ本体に予算が偏ると、結局「画はきれいだけど音がこもっている」「室内が暗くてノイズだらけ」という、視聴離脱の温床になる動画ができてしまいます。

本記事の用途別構成と予算別ステップアップ表を参考に、自分の撮影スタイルに合った機材から順に揃えてください。撮影機材が整ったら、最後の仕上げに音楽素材の調達ルートも準備しておくと、動画制作のフルパイプラインが完成します。

🎬 撮影した動画に乗せる音楽素材を2ヶ月無料延長で始める
※年間プランのみ対象。当サイト紹介リンク経由でのみ自動適用
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この記事の監修
Hoipoi編集部
音楽制作・動画マーケティング編集部

楽曲制作・マスタリング・音楽サブスクを編集部にて実機検証。クリエイター向けの実践的な情報を2020年から発信中

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