CFexpressカードType AとType B違いを比較|ソニー以外のおすすめは?

CFexpressカードの種類Type AとType Bのおすすめは?

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2026.04.26
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メーカー公式
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3規格検証
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編集部実機

この記事でわかること
  • CFexpress Type AとType Bの「サイズ・速度・容量・価格・対応カメラ」5軸の徹底比較
  • PCIeレーン数の違いがデータ転送速度を決定する技術的メカニズム
  • SONYはType A、Canon・Nikonは Type B という対応カメラの規格分裂の実情
  • CFexpress 4.0でType Aも2GB/sに到達する将来展望と買い時判断
  • XQDカードとの互換性とファームウェアアップデート対応の実例
  • 用途別・予算別の最適なCFexpressカード選び方ガイド
💡
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カメラの動画性能と連写性能が爆発的に進化した結果、従来のSDカードでは記録速度が追いつかなくなり、新世代の記録メディアとして登場したのがCFexpressカードです。パソコン用のM.2 NVMe SSDと同じPCIeインターフェースを採用しており、SDカードを大きく上回る転送速度を実現しています。

ただ、CFexpressには「Type A」「Type B」「Type C」という3つの規格があり、自分のカメラがどれに対応しているか把握しないまま購入すると「カメラに装着できない」「速度がフルに出ない」といったトラブルに直結します。特に Type AとType Bは見た目が似ていて混同しやすく、購入前のチェックが重要です。

本記事では、Type AとType Bの違いを「サイズ・速度・容量・価格・対応カメラ」の5軸で徹底比較し、自分の撮影スタイルとカメラ機種に最適な1枚を選び取れるよう、編集部の実機検証ベースで体系的に解説します。

結論:CFexpress Type AとType Bはどう違うのか

長い解説を読む時間がない方向けに、結論から先にまとめます。

CFexpress Type A/Type B/Type Cの仕様比較

規格 サイズ 転送速度(理論最大) PCIeレーン数 主な対応メーカー 主な用途
Type A 20.0×28.0×2.8mm 1GB/s 1レーン SONY αシリーズ・FXシリーズ
Type B 29.8×38.5×3.8mm 2GB/s 2レーン Canon/Nikon/Fujifilm/Panasonic等 多数のミラーレス・一眼
Type C 54×74×4.8mm 4GB/s 4レーン (規格のみ・未発売) 業務用ビデオカメラ向け

CFexpress 2.0規格時点での主要スペック比較

最も重要な違い
Type Aは1レーン構成で1GB/s、Type Bは2レーン構成で2GB/s。Type Bの方が約2倍高速

対応カメラの違い
Type AはSONY専用、Type Bは多数メーカーが採用

サイズの違い
Type AはSDカードより小さい、Type BはSDカードより一回り大きい

価格の違い
同容量比較でType Aの方が約20〜30%割高(市場規模の差が要因)

将来性
CFexpress 4.0でType Aも2GB/sに到達予定。長期投資の価値あり

💡
編集部コメント:「TypeどちらかをまだT決めていない」状態の人に最初にやってほしいのは、自分が使っているカメラ(または購入予定のカメラ)が対応している規格を確認することです。Type AとType Bは互換性がないため、カメラが Type B 対応なら選択肢は Type B のみ。逆もまた同じです。規格選びは「カメラが決める」のが現実です。

Type AとType Bの違いを技術仕様で徹底比較

ここからは、Type AとType Bの違いを5つの軸で詳細に解説していきます。

① 物理サイズの違い

カメラCFexpress Type A

Type AとType Bは見た目の形状は似ていますが、サイズには大きな違いがあります。

Type A
20.0×28.0×2.8mm。SDカードよりも一回り小さい。カメラ本体の小型設計に寄与

Type B
29.8×38.5×3.8mm。XQDカードと同じサイズ。SDカードより大きく厚みもある

24.0×32.0×2.1mm。Type Aより薄いが面積はやや大きい

Type AはSDカードよりも小型なため、カメラボディの小型化に貢献するメリットがあります。一方、Type Bは XQD カードと同サイズで、すでに業務用カメラ業界で普及していた XQD のフォームファクタを継承しているのが特徴です。

💡
編集部メモ:Type Aは小型ゆえに紛失リスクが高くなります。専用カードケースを別途用意するか、カメラに装着したまま管理する運用ルールを固めておくのが安全です。Type Bはサイズが大きいぶん抜き差し操作はラクですが、ポケット携行には向きません。

② データ転送速度の違い(PCIeレーン数が決め手)

Type AとType Bの最大の違いはデータ転送速度で、これは内部のPCIeレーン数によって決まります。

PCIeとは
Peripheral Component Interconnect Expressの略。パソコン内部の高速データ通信規格

Type A
PCIe Gen3 ×1レーン構成。理論最大速度1GB/s

Type B
PCIe Gen3 ×2レーン構成。理論最大速度2GB/s

Type C
PCIe Gen3 ×4レーン構成。理論最大速度4GB/s

NVMeプロトコル
3規格すべてで共通。コマンド処理効率の高さも共通

PCIeレーン数が2倍になることで、理論上の転送速度も2倍になります。Type Bが Type A より約2倍高速なのは、この物理的なレーン数の違いに起因しています。

ただし、4K動画撮影や高速連写の用途では、Type Aの1GB/sでも十分なケースが多いのが実情です。8K120pなどの極端な高負荷撮影でなければ、Type Aで困ることは多くありません。

💡
編集部メモ:CFexpress 2.0の次の世代としてCFexpress 4.0規格が策定されており、PCIe Gen4対応により Type Aでも理論最大2GB/s、Type Bは4GB/sに到達する見込みです。長期投資の観点で考えると、Type Aの将来性は決して低くありません。

③ 容量ラインナップの違い

Type AとType Bでは、市場に流通している容量ラインナップにも差があります。

Type A
80GB/160GB/320GB/640GBが主流。最大1.9TBまで存在するが選択肢は限定的

Type B
64GB/128GB/256GB/512GB/1TB/2TBまで幅広く展開。選択肢が圧倒的に豊富

Type Bはメーカー数が多いため大容量モデルの選択肢も豊富で、長時間撮影や高解像度RAW収録には有利です。Type Aは大容量モデルが限定的かつ高価で、運用コストはどうしても上がります。

④ 価格相場の違い

価格面では、同容量比較でType AのほうがType Bより1〜3割ほど割高な傾向があります。

Type A 160GB
約25,000〜30,000円

Type B 128GB
約20,000円前後

Type B 256GB
約30,000〜40,000円

Type B 1TB
約60,000〜100,000円

Type B 2TB
約100,000〜150,000円

価格差の主因は市場規模の違いです。Type Bは Canon、Nikon、Fujifilm、Panasonic など多数メーカーが採用しているため需要が大きく、SanDisk、Lexar、Delkin Devices など多くの製造メーカーが参入して価格競争が起きています。Type AはSONY、ProGrade Digital、Nextorage など限定的なメーカーのみで、量産規模が小さいぶんGB単価が高めです。

💡
注意点:「同じCFexpressだから安いType Bを買おう」と判断すると、SONYカメラには物理的に装着できないため使い物になりません。カメラ対応規格を必ず先に確認してください。

⑤ 対応カメラの違い

Type AとType Bは互換性がなく、カメラが対応している規格に従う必要があります。次の章で具体的な機種別の対応規格を整理します。

対応カメラ完全リスト:自分のカメラはどっち?

カメラメーカー別の主要なCFexpress対応機種を整理しました。購入前にお手持ちのカメラ(または購入予定のカメラ)が下記リストのどこに該当するかチェックしてください。

SONY製カメラ(Type A対応)

SONYは現時点で唯一Type Aを採用しているメーカーです。Type AとSDカードの両方をスロット共用できる設計を採用しており、ユーザーが既存のSDカード資産を活かしつつ徐々にType Aへ移行できる柔軟性があります。

α1(ILCE-1)
フラッグシップ機。Type A対応

α7S III
動画特化機。Type A対応

α7 IV
スタンダード機。Type A対応

α7R V
高画素機。Type A対応

FX3
シネマライン。Type A対応

FX6
シネマライン。Type A対応

FX30
シネマライン APS-C。Type A対応

参考リンク:SONY公式 CFexpress Type A製品ページ

Canon製カメラ(Type B対応)

CanonはCFastからCFexpress Type Bへ移行した経緯があり、フラッグシップ機を中心にType Bを採用しています。

EOS R5/R5 Mark II
プロ機。Type B対応

EOS R3
スポーツ・報道機。Type B対応

EOS-1D X Mark III
フラッグシップ一眼レフ。Type B対応

EOS R5 C
シネマ+写真ハイブリッド。Type B対応

Nikon製カメラ(Type B対応)

NikonはXQDからCFexpress Type Bへの移行をファームウェアアップデートで対応した先駆け的な存在です。

Z 9
フラッグシップ機。Type B対応

Z 8
プロ機。Type B対応

D6
フラッグシップ一眼レフ。Type B対応

Z 7II/Z 6II
XQD/Type B両対応(ファームアップで対応)

Fujifilm/Panasonic等(Type B対応)

Fujifilm GFX100 II
中判ミラーレス。Type B対応

Fujifilm X-H2/X-H2S
APS-Cフラッグシップ。Type B対応

Panasonic LUMIX S1H
動画特化フルサイズ。Type B対応

Panasonic LUMIX S1R
高画素フルサイズ。XQD/Type B両対応

CFexpress Type Cの位置づけと現状

CFexpress Type Cは、業務用ビデオカメラでの使用を想定して開発された規格です。

規格仕様
PCIe Gen3 ×4レーン構成。理論最大速度4GB/s

想定用途
シネマ撮影・8K RAW収録・放送業務

製品状況
2026年4月時点で市販製品は存在しない

発売予定
具体的な発売スケジュールは未定

💡
編集部メモ:Type Cは規格として存在するものの、実際の市販製品はまだ登場していません。現時点で個人ユーザーが Type Cを意識する必要はなく、「将来的にハイエンドシネマ機材に採用される可能性がある規格」程度の認識で問題ありません。

CFexpressとSDカードの違い

「そもそもなぜCFexpressが必要なのか?SDカードでは足りないのか?」という疑問を持つ方向けに、両者の違いを整理します。

速度の違い

CFexpressとSDカードの速度比較

規格 理論最大書込速度 理論最大読出速度 主な用途
SDカード(UHS-I) 約100MB/s 約100MB/s スマホ・エントリー機
SDカード(UHS-II) 約300MB/s 約300MB/s ミドル機・動画用
SDカード(V90) 約90MB/s持続 約300MB/s プロ動画用
CFexpress Type A 約700MB/s 約800MB/s SONYミラーレス・シネマ機
CFexpress Type B 約1,500MB/s 約1,700MB/s 多数のフラッグシップ機

2026年現行規格での理論最大値比較

CFexpressは最高速のUHS-II SDカードと比較しても約5〜6倍の書き込み速度を持ちます。8K動画やRAW連写では、この速度差が直接「撮影中断の有無」に直結します。

価格の違い

約3,000〜10,000円

CFexpress 128GB
約20,000円前後

価格倍率
同容量で約2〜6倍の差

CFexpressはSDカードに比べて高価ですが、近年は価格が低下傾向にあります。特に Type Bは大容量モデルでも価格競争が進んでおり、性能差を考えれば投資価値は十分にあります。

サイズの違い

すでに前述の通り、Type AはSDカードより小型、Type BはSDカードより大型です。Type Bの厚み(3.8mm)はSDカード(2.1mm)の約1.8倍あるため、ポケット携行時のかさばり感はやや大きくなります。

CFexpressを選ぶ3つのポイント

具体的なCFexpressカードを選ぶ際にチェックすべき3つのポイントを整理します。

① 自分のカメラの対応規格を確認する

最も重要なのは、繰り返しになりますがカメラの対応規格です。SONYカメラなら Type A、Canon/Nikon/Fujifilm/Panasonic ならほぼ Type B、というのが現状の規格分布です。

カメラの取扱説明書、メーカー公式サイトの仕様ページ、あるいは「(カメラ機種名)対応CFexpress」で検索して確認してから購入してください。

② 用途別の必要容量を見積もる

趣味・スナップ撮影
64〜128GBで十分。低価格帯から始められる

4K動画撮影中心
256〜512GB推奨。1日撮影で安心

8K動画・長時間撮影
1TB以上推奨。RAW連写・長時間記録に対応

プロ案件・バックアップ
2TBクラス×複数枚。トラブル時の予備確保

③ 最低持続速度(VPG)に注目する

CFexpressのスペック欄には「最大書込速度」「最大読出速度」「最低持続速度」が記載されています。最も重要なのは最低持続速度です。

最大書込速度
理想条件下でのピーク値。実運用では出ないことが多い

最大読出速度
読み出し時のピーク値。データ転送時に重要

最低持続速度
連続書込時に保証される速度の下限値。動画撮影で最も重要

最低持続速度はVPGプロファイルとして規格化されており、VPG200(200MB/s持続保証)、VPG400(400MB/s持続保証)などの表記で示されます。長時間の動画撮影では、この VPG値が高いほど撮影中断のリスクが下がります。

💡
編集部コメント:「最大速度2,000MB/s」と書かれていても、実際の長時間撮影では発熱で速度が落ちて 500MB/s 程度しか出ないカードもあります。スペックシートで最大値だけ見て判断せず、必ず最低持続速度(または VPG値)を確認するのが、後悔しないカード選びの鉄則です。

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CFexpressカード人気メーカー4選

CFexpressカードの主要メーカー4社の特徴を整理します。

ProGrade Digital:世界同一価格・同一保証で安心

ProGrade Digitalは、価格と保証の透明性で業界トップクラスのメーカーです。

✨ メリット
  • 世界同一価格制度で為替リスクなし
  • 世界同一保証で海外撮影時も安心
  • プロが認める品質と安定性
  • Type A/Type B両方をラインナップ
⚠️ デメリット
  • 国内流通価格はやや高め
  • セール対象外でディスカウント期待しにくい
  • 大容量モデルは品薄になりやすい
  • エントリー向けの低価格帯は少ない

特に海外撮影が多い方にとって、世界同一保証は大きなアドバンテージです。

SanDisk:種類が豊富なトップシェアメーカー

SanDiskは、メモリーカード市場全体でトップシェアを持つ老舗メーカーです。

✨ メリット
  • 製品ラインナップが業界最多
  • 価格帯が手頃で入手しやすい
  • Type B大容量モデルが充実
  • 無料データ復旧ソフトが付属するモデルあり
⚠️ デメリット
  • Type A製品は限定的
  • 純正品保証がメーカー直販に集中
  • サードパーティ品との見分けが難しい場合がある
  • プロ向けハイエンド帯は他社が優勢

SUNEAST:高コスパ製品を作る新進気鋭メーカー

SUNEASTは2017年設立の日本国産メーカーで、近年急速にシェアを伸ばしています。

✨ メリット
  • 価格に対する性能が業界トップクラス
  • 2TBなどプロ仕様の大容量モデルに強い
  • 国産ブランドの安心感
  • サポート対応が日本語で完結
⚠️ デメリット
  • ProGradeほどの世界保証はない
  • 流通量が大手より少ない
  • 認知度が高くなく中古市場が小さい
  • Type A製品はラインナップが薄い

SONY:カメラメーカー純正の高品質

SONYはαシリーズやFXシリーズを展開する大手カメラメーカーで、自社カメラとの互換性を完璧に保証する純正カードを提供しています。

✨ メリット
  • SONYカメラとの互換性が完全に保証される
  • TOUGHシリーズの耐久性が業界最高水準
  • プロ現場での実績が豊富
  • Type A対応の代表メーカー
⚠️ デメリット
  • サードパーティに比べて価格が高い
  • ラインナップ展開がType A中心
  • 大容量モデルは流通量が少ない
  • セールでも値下げ幅は控えめ

プロの現場でトラブルが許されない撮影には、SONY純正の安心感は他に代えがたいものがあります。

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用途別おすすめCFexpressカード

撮影スタイル別の最適なCFexpressカードを5つピックアップします。

コスパ最強なCFexpressカード

コストパフォーマンスを最優先するなら、SUNEAST ULTIMATE PRO/CFexpress Type Bカード(128GB)が現実的な第一候補です。

128GBで4K撮影に十分な容量を確保しつつ、価格は2万円弱と手頃。これからCFexpress Type Bデビューする方の最初の1枚として最適です。SUNEASTは国産メーカーなので、サポート面の安心感もあります。

4K撮影におすすめのCFexpressカード

4K動画撮影が中心なら、ProGrade Digital GOLD 1700R(256GB)が編集部推奨です。

256GBで約7時間の4K動画撮影が可能。ProGrade Digitalの「世界同一価格・同一保証」が適用されるため、海外案件でも安心して運用できます。プロビデオグラファーの間でも採用率が高い、信頼性重視の選択肢です。

長時間撮影におすすめのCFexpressカード

容量最優先で長時間撮影に特化するなら、SUNEAST ULTIMATE PRO/CFexpress Type Bカード(2TB)が業界トップクラスの選択肢です。

2TBの大容量で8K撮影にも余裕で対応。価格は10万円前後と高額ですが、GB単価で計算すると意外にコストパフォーマンスは良好です。長時間連続収録が必要なドキュメンタリー撮影、結婚式撮影、イベント撮影で威力を発揮します。

プロユースにおすすめのCFexpressカード

プロフェッショナル用途で絶対にトラブルが許されない撮影には、SONY純正のCFexpress Type B メモリーカード(512GB)が最も信頼できる選択肢です。

価格は70,000〜80,000円と相場よりやや高めですが、その分カメラとの互換性検証が徹底されており、撮影現場でのトラブル発生率は業界最低水準です。商業案件・報道・スポーツなど、撮り直しが許されない一発勝負の撮影では純正品の安心感が圧倒的です。

SONYのαシリーズにおすすめのCFexpressカード

Type A対応カメラをお使いなら、SONY CEA-G160T TOUGH(160GB)が定番の選択肢です。

「TOUGH」シリーズは耐久性に特化しており、落下強度7.5m、防塵防水性能IP57という業界最高水準のタフネス性能を持っています。海・山・砂漠などの過酷な撮影環境でも安心して使える、まさに「SONY純正らしい」高品質カードです。

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CFexpressカードリーダー/ライターの選び方

CFexpressカードを使いこなすには、対応するカードリーダー/ライターも必要です。

カードリーダー選びの3つの注意点

インターフェース規格
USB 3.2 Gen2(10Gbps)以上が必須。Gen1(5Gbps)ではカード性能をフル活用できない

Type A/Type B対応
カードの規格に合わせて選ぶ。両対応モデルもあるが価格は上がる

XQD互換性
Type BカードはXQDカードと形状が同じため、XQDカードリーダーで読める場合あり

ProGradeのカードリーダーはUSB 3.2 Gen2対応で、CFexpress Type Bの読み出し速度をフルに引き出せます。価格は約13,000円とやや高めですが、長期間にわたって安定動作する信頼性で評価が高い選択肢です。

💡
注意点:低価格帯(3,000〜5,000円)の汎用カードリーダーは、CFexpressカードの転送速度をボトルネック化させる可能性が高いです。せっかく数万円のCFexpressカードを買っても、リーダー側で速度が制限されると意味がありません。リーダーへの投資は必要経費と考えてください。

カメラ周辺機材の効率化を図るなら、撮影中のメディア交換と並行してクイックリリースシステムの導入も検討する価値があります。三脚・ジンバル間の素早い乗せ換えで、撮影テンポを一段引き上げられます。

CFexpressに関するよくある質問

サイズで明確に見分けられます。Type Aは20×28mmと小型でSDカードより小さく、Type Bは29.8×38.5mmとXQDカードと同じ大きさです。並べて見れば一目瞭然ですが、単独で見たときに判別が必要なら、カードに記載されている「Type A」「Type B」の表記を確認してください。

お使いのSONYカメラが Type A対応機種であればその通りです。ただし、α6700などのAPS-C機やZV-1などのコンデジは Type Aに対応していません。型番を確認してから購入してください。

現時点では存在しません。Type AとType Bは物理的なスロット形状が異なるため、ハードウェア的に両対応はできません。ただしSONYのカメラはType AスロットがSDカードと共有設計になっており、SDカードを差すこともできます。

一部のカメラでは可能です。Nikon Z 7/Z 6 や Panasonic LUMIX S1Rなどは、ファームウェアアップデートでXQDからCFexpress Type Bに対応するように更新されました。物理形状が同じため、ファーム対応さえすれば物理的には差し替えるだけで済みます。

用途と規格次第ですが、最高速のUHS-II SDカード(V90)と比較してCFexpress Type Bは約5〜6倍の書き込み速度を持ちます。8K RAW撮影や20コマ/秒以上の高速連写では、この速度差が直接「撮影中断の有無」に直結します。

2026年時点で規格自体は策定済みですが、対応カメラの本格的な普及はまだこれからです。CFexpress 4.0ではPCIe Gen4対応によりType Aで2GB/s、Type Bで4GB/sに到達する見込みで、長期投資としての価値は十分にあります。

メモリーカードは書き込み回数に上限がある消耗品のため、中古はおすすめしません。前所有者の使用頻度がわからず、突然の故障リスクが高くなります。プロ用途で使うなら新品購入が鉄則です。

上がる場合があります。連写速度はカメラ本体の処理性能で決まりますが、連写持続コマ数(バッファ枚数)はカードの書込速度に依存します。CFexpressに変更することでバッファ詰まりが解消され、実質的な連写持続時間が大きく延びるカメラもあります。

動画撮影の音楽素材も準備しておこう

CFexpressに投資して高品質な動画素材が撮れるようになったら、次の制作工程で必要になるのが BGM や効果音などの音楽素材です。

撮影した動画のクオリティに音楽素材が追いつかないと、せっかくの高画質映像の魅力が活きません。フリー素材は商用利用に制約があったり楽曲数が限られていたりするため、ロイヤリティフリー素材サブスクの活用が定番ルートになっています。

Artlistの無料体験の素材は商用利用できる?月額料金はいくら?で、無料体験でできること・できないこと、有料プランの選び方を解説しています。CFexpressへの投資と並行して、音楽素材の調達ルートも確保しておくと、動画制作のフルパイプラインが整います。

撮影機材全体の選び方については動画撮影に絶対必要な機材は?に体系的にまとめてあります。料理動画や物撮りで俯瞰アングルを多用する方は真上から俯瞰撮影するのにおすすめの機材も合わせて参照してください。

まとめ:CFexpress選びは「カメラ規格 × 用途容量」で決まる

CFexpressカード選びは、選択肢の多さに圧倒されがちですが、判断基準はシンプルです。

第一段階:自分のカメラが Type A か Type B のどちらに対応しているかを確認する。SONYなら Type A、それ以外のメーカーならほぼ Type B です。

第二段階:撮影スタイルから必要容量を見積もる。趣味なら 128GB、4K動画なら256〜512GB、8Kやプロ用途なら1TB以上が目安です。

第三段階:最低持続速度(VPG値)でカードを選ぶ。最大値ではなく、長時間連続書込時の保証速度を基準にすることで、撮影中断のリスクを最小化できます。

価格と性能のバランスを取りたいなら ProGrade Digital や SUNEAST、絶対的な信頼性を求めるなら SONY純正、コスパ重視なら SanDisk といったメーカー使い分けが現実的です。CFexpress 4.0の世代交代も視野に入れつつ、現時点で必要な性能を満たす1枚を選んでください。

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この記事の監修
HoiPoi編集部
映像・音楽クリエイター支援メディア

映像・楽曲制作に携わるプロフェッショナル編集部。実機検証ベースのレビュー・比較記事を80本以上公開しています。

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