無料で使えるおすすめの動画素材サイト厳選7選

目次

フリー動画素材がおすすめな人はYouTuberのみ

フリー動画素材は、トラブル時の対応がしやすいYouTuberにおすすめです。

YouTuberの場合は、自分の動画にのみ素材を使用することになるので、トラブルがあっても対応できます。

フリー素材は、急な規約変更や、著作権侵害の申し立てなどが発生するリスクがあるため、YouTuberのように自分で対応できる方にのみおすすめなのです。

動画編集者としてクライアントワークをしている方には、フリー動画素材はおすすめできません。

フリー素材では、商用利用を不可としている場合があるためです。

また、何らかのトラブルがあった際に対応が難しいケースが多いため、仕事で問題を起こさないためにも、フリー素材の使用はおすすめできません。

クライアントワークでは有料動画素材サイトがおすすめな理由

クライアントワークでは、フリー素材よりもトラブルが発生しにくい「有料動画素材」がおすすめです。

フリーの動画素材は、権利関係でのトラブルが発生しやすい傾向があるからです。

有料素材サイトであれば、権利トラブルが発生しにくく、クライアントワークでも安心して利用できます。

また、クオリティも高いものが多いので、制作物の満足度を高めるためにも、有料動画素材サイトがおすすめです。

以下の項目では、クライアントワークで有料動画素材サイトをおすすめする理由を解説します。

① 素材が本当にフリーかは誰もわからない※違法にアップロードされた素材の可能性

フリー素材サイトで提供されている動画素材は、出典が不明確なものが多くあります。

有料素材サイトに比べて審査が緩いために、違法アップロードされた素材の可能性があるのです。

本当にフリーな素材なのかは、運営も判断が難しい場合があります。

出典不明な素材や、違法アップロードされた可能性のある素材の可能性があるため、クライアントワークでフリー素材を利用するのはおすすめできません。

② 個人が運営しているフリー素材サイトは危険

個人が運営しているフリー素材サイトは、審査フローや規約があいまいなものが多く危険です。

最悪の場合、運営者が有料サイトから動画素材を勝手に引用してきている可能性も考えられます。

無断で有料素材をアップロードして人を集め、広告収入で儲けようとする悪質サイトも存在するのです。

もちろん、儲けを考えず誠実に運営しているサイトもあります。

しかし、あまりにマイナーで誰が運営しているか分からないサイトに関しては、利用しないほうが無難です。

③ 規約がいきなり変わるかも※商用目的不可など

フリー素材サイトの場合、規約が急に変更される可能性もあります。

例えば、突然「商用目的での利用不可」とされたり、「複数のSNSアカウントでは使用不可」とされたりする可能性があるのです。

有料素材サイトの場合は、料金を支払って利用するサービスなので、大幅な規約変更をする際には、基本的に事前告知があります。

有料素材サイトでも、事前告知なく変更される可能性はありますが、フリー素材サイトよりは可能性が低いと言えます。

④ フリーとロイヤルティフリーの違い

「(著作権)フリー」と「ロイヤリティフリー」は、明確に意味が異なります。

著作権フリー素材とは、著作権が放棄された、または消滅した素材のことです。

一方、ロイヤリティフリーの場合は、著作権は残っているものの、使用料を徴収しないとした素材を指します。

ロイヤリティフリーの場合、基本使用料はかかるものや、利用方法について厳格に制限されているものが少なくありません。

「フリー素材」と言っても、著作権フリーなのか、ロイヤリティフリーなのかによって素材の利用方法は大きく異なるので、注意しましょう。

【注意】フリーの動画素材サイトを選ぶ7つのポイント

フリーの動画素材サイトを選ぶ際には、規約のチェックが欠かせません。

また、利用方法や素材の選定方法などについても、しっかりと確認する必要があります。

以下の項目では、規約で特にチェックすべき内容や、使用する際に気を付けるべきポイントなどを解説します。

① 商用利用の可否

まずは、商用利用が可能かどうか必ずチェックしましょう。

商用利用ができない場合、クライアントワークに使えないのはもちろん、動画の収益化もできなくなります。

商用利用が不可の素材を使って、収益化する動画を作ってしまうと、著作権侵害の申し立てをされる可能性があるので要注意です。

素材サイトによっては、素材ごとに「商用化」「商用不可」が別れている場合があるので、使用する際にはよく確認しましょう。

② 利用許諾範囲の制限

利用許諾範囲の制限についても、事前のチェックが必須です。

「各SNSにつき1アカウントまで」や「特定のSNS以外にアップする動画では使用不可」など、素材を利用できる範囲はサイトごとに異なります。

有料素材サイトほど厳しくない場合も多いですが、トラブルにならないよう、必ず確認してください。

③ クレジット表記

クレジット表記が「任意」か「義務」なのかも、大切なチェックポイントです。

フリー素材サイトでは、クレジット表記を義務づけている場合があります。

「クレジット表記をして、サイトURLを明記してください」といった形で、規約に明記している場合があるのです。

クレジット表記に関しては、義務のサイトと任意のサイトがあります。

クレジット表記を義務づけているサイトの素材を使って、クレジットの記載を忘れた場合、著作権侵害の申し立てをされる可能性が高いので、注意しましょう。

④ 素材の加工・改変の権利があるか

フリー素材サイトでは、素材の加工や改変を制限している場合があります。

「素材のまま使ってください」というサイトもあれば、「反転や拡大・縮小はOKですが、配色の変更はNG」のように細かな制限を設けているサイトもあります。

また、ほかの素材との組み合わせに関して制限している場合などもあるので、素材を加工して使用したい場合は、必ず規約を確認してください。

⑤ 誰が何の目的で運営しているか※法人が運営しているか、個人の場合は危険

運営が個人か法人かも、しっかりとチェックしましょう。

個人が運営している場合は、審査が適切でなかったり、規約があいまいだったりする場合があります。

また、品質がバラバラすぎて、利用しにくいケースも少なくありません。

できる限りリスクの少ないサイトを利用するために、運営元をチェックするのも大切です。

⑥ 素材の登録時にどのようなフローになっているか※しっかりチェックされているか

フリー素材サイトによっては、素材の審査があいまいなケースもあるので、掲載フローを確認しましょう。

会員登録せず、メールアドレスに素材を送るだけで投稿できてしまうサイトだと、匿名ユーザーが違法に素材をアップロードしている可能性があります。

せっかくフリー素材を利用しても、素材が違法アップロードされたものだと、著作権侵害の申し立てを受けてしまうので危険です。

素材投稿をする際に会員登録を義務づけているか、また審査がしっかりと行われているかも、リスクヘッジのために極力確認してください。

⑦ サイトが日本語対応しているか※自分自身で利用約款を理解できるかがポイント

サイトが日本語に対応していない場合、利用約款の確認が難しくなってしまいます。

クレジット表記の義務はあるか、どんな利用方法であれば問題ないかなどが確認できず、無意識に規約違反をしてしまうかもしれません。

また、日本語対応していないと素材を探しにくいのもデメリットです。

ルールを守って快適に使用するために、日本語対応しているかもチェックしておきましょう。

【無料】フリー動画素材をダウンロードできるおすすめサイト7選

PixabayPexelsMixkitMazwaiCoverrPond5動画AC
動画素材
画像素材写真ACや
イラストAC
で提供
音楽素材ベータ版
効果音
※有料
編集
テンプレート

※有料
商用利用
※一部、商用不可あり

※一部、商用不可あり

※一部、商用不可やYouTube不可のものあり

※一部、商用不可あり
日本語対応×××
クレジット任意任意任意義務の場合
あり
任意義務任意
加工

フリー素材サイトには、国内外でさまざまなものがあります。

本記事では、特におすすめのフリー素材サイト7つを紹介します。

サイトごとの特徴を以下で詳しく解説しますので、素材サイトをお探しの方は参考にしてください。

Pixabay(ピクサベイ)

Pixabay(ピクサベイ)は、サイトの作りが分かりやすく、素材を探しやすいフリー動画サイトです。

素材ごとにライセンスの種類やメディアタイプ(MP4、4Kなど)、投稿者などが明記されているので、安心して利用できます。

動画の品質はかなり高いので、制作する動画のクオリティをワンランクアップしたい方におすすめです。

また、動画素材のみならず、写真やイラスト、音楽、効果音などがダウンロードできるのも魅力となっています。

Pexels(ピクセルス)

Pexels(ピクセルス)は、トレンドを抑えた素材がたくさんあるフリー動画サイトです。

構図や色味が最新のトレンドにマッチしており、SNSでも使いやすい素材がたくさんあります。

サイトはInstagramのようなシンプルな設計で、SNSを見るような感覚で楽しく素材を探せるのも魅力です。

アプリもあるので、スマホで動画編集をしている方にもおすすめのサイトとなっています。

Mixkit(ミックスキット)

Mixkit(ミックスキット)は、有料素材サイト「Envato Elements」の会社が運営しているサイトです。

Envato Elementsの一部素材も入っており、高品質な素材を求めている方にはぴったりのサイトとなっています。

素材数はとても多く、動画素材だけでも4万点以上、音声や編集テンプレートを含めると5万点弱ほどです。

将来的にEnvato Elementsを使用したいと考えている方や、たくさんの素材を使用したい方におすすめできます。

Mazwai(マズワイ)

Mazwai(マズワイ)は、スタッフ厳選のアーティストと直接契約をして、素材を掲載しているサイトです。

アーティストと運営会社がしっかりと契約を結んでおり、審査も行われているので、安心して利用できます。

素材ごとのライセンスや、フレーム数なども確認できるので、しっかり素材を選びたい方にはぴったりです。

権利関係に関して不安がある方には、こちらのサイトをおすすめします。

Coverr(カバー)

Coverr(カバー)は、さまざまなジャンルの素材を利用できるサイトです。

空撮や縦向き動画、アート系動画など、ほかではあまり見かけないジャンルも取り扱っています。

ただし、日本の風景素材は少ないので、注意が必要です。

制作したい動画のジャンルが幅広い方には、おすすめのサイトと言えます。

Pond5(ポンドファイブ)

Pond5(ポンドファイブ)は、無料の動画素材や、パブリックドメインの素材を扱っているサイトです。

基本有料のサイトですが、無料素材を配布しているページのものであれば、商用含め自由に利用できます。

また、パブリックドメインプロジェクトでは、著作権切れとなった数千点の素材を配布しています。

高品質なフリー素材をお探しの方や、レトロな素材をお探しの方におすすめです。

【参考1:https://www.pond5.com/free】
【参考2:https://www.pond5.com/public-domain】

動画AC(どうがエーシー)

動画AC(どうがエーシー)は、日本の会社が運営している大手フリー素材サイトです。

写真ACなどを含む総会員数は900万人以上となっており、日本国内において高い知名度を誇ります。

日本人モデルの素材が多数掲載されているので、日本時向け動画で使いやすいサイトです。

日本語対応サイトがよい方や、日本人モデルの動画をお探しの方は動画ACをおすすめします。

一番おすすめは有料プランのお試しフリープラン

MotionElementsArtlistMotion ArrayArtgrid
動画素材
音楽素材×
編集
テンプレート
×
プラン料金定額制:¥2,150/月
(年払い)
1作品ごとの購入も可
*約4,050円/月〜
(年払い、月払いも可)
*約2,700円/月〜
(年払い)
*約2,700円/月〜
(年払い)
日本語対応××
注意
*1ドル=135円で計算

動画編集をしている方におすすめなのは、有料素材サイトの「お試しプラン」や「フリープラン」です。

有料素材サイトでも、1か月だけ無料のプランや、お試し素材を無料で利用できるプランを展開しているサイトがあります。

有料素材サイトは、素材が高品質で、権利関係も明確なので、安心して利用できます。

特におすすめしたい有料素材サイトのフリープランを4つ紹介するので、ぜひご覧ください。

MotionElements(モーションエレメンツ)

MotionElementsモーションエレメンツ)の無料アカウントでは、無料の動画素材や音楽素材などをダウンロードできます。

無料素材でも商用利用ができるので、動画を収益化したい方でも安心です。

有料素材サイトにおいて、無料で動画や写真、音楽、編集テンプレートなどさまざまな素材を展開しているのは、かなり珍しいケースと言えます。

高品質な素材を利用したい方、お試しではなく無料の素材を探している方におすすめです。

Artlist(アートリスト)のバンドルプラン

Artlist(アートリスト)のバンドルプランは、動画素材だけでなく、音楽素材や効果音なども利用できるサービスです。

編集テンプレートも利用できるので、おしゃれなオープニングやエンディング、アイキャッチを簡単に作成できます。

バンドルプランの無料お試しでは、素材に透かしが入るので注意しましょう。

動画素材では「Artlist.io」という半透明の透かし、音声素材では「Artlist.io」という音声が入る形です。

商用利用はできず、あくまでサービスの内容を体験するためのプランとなっています。

Motion Array(モーションアレイ)

Motion Array(モーションアレイ)では、商用可能な素材も利用できる無料プランがあります。

無料プランでは「Free assets」対象の素材のみが利用可能です。

使える素材は限られるものの、素材数は十分で、クオリティもプロ向けのものとなっています。

ただし、商用不可の素材もあるので、検索する際には注意しましょう。

無料の商用利用可能な素材を検索する方法
  • 左側メニューバー「All Usage Rights」を「Commercial Use」に変更
  • 「Free assets」にチェック

Artgrid(アートグリッド)

Artgrid(アートグリッド)は、Artlistの動画素材のみ利用できるサービスです。

動画素材はArtlistとまったく同じで、利用規約やプラン料金なども大きな違いはありません。

無料プランに関しても、Artlistと同様に半透明の透かしが入ります。

ただし、Artgridには「Collections」や「Filmmakers」といった検索機能があります。

「Collections」や「Filmmakers」は、スタッフが厳選した素材のリストや、制作者ごとのリストから素材を探せる機能です。

動画素材のみの利用で問題がなく、より効率よく素材を探したい方におすすめします。

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