本文へ移動

Hoipoi MAGAZINE

Artlist Maxの料金・AIクレジット・元が取れる案件数まで解説【2026年10月最新】

UPDATED 2026.10.14
SOURCE Artlist公式
SURVEY 公式仕様確認
REVIEWS 提供経験

Artlist Maxは、音楽・効果音・映像素材・テンプレートとAI生成をまとめて使う年払いプランです。BGMだけならMusic Pro、音楽と効果音だけならMusic & SFX Proで足ります。映像素材とAIも継続して使う方は、Maxの年間費用、毎月のAIクレジット、利用人数を比較してください。
Maxで使う素材と料金を確認する Maxは年払いです。まず次の動画で使う音楽・映像の候補を探してください。

動画のBGM、場面転換の効果音、撮影できなかった場所の映像、タイトルのテンプレート。必要な素材を別々のサービスで探していると、選び直すたびに検索や利用条件の確認が増えます。Artlist Maxは、こうした素材調達とAI生成を一つの契約にまとめたい方に向くプランです。

ただし、機能が多いほど自分にも得とは限りません。音楽しか使わないなら、映像素材やAIに追加で払う理由はありません。反対に、顧客の動画で音楽・映像・タイトルを継続して調達するなら、別々に契約する場合との年間差額を比べる価値があります。

ここでは、2026年10月14日に確認した料金・機能・ライセンスをもとに、Maxを選ぶ条件を説明します。筆者の過去の利用経験は、現在の公式仕様や生成量の計算とは分けて紹介します。

Artlist Maxとは?音楽・映像・AIをまとめるプラン

Artlist Maxは、ストック素材の利用とAIによる制作を組み合わせたサブスクリプションです。用意された音楽・効果音・映像素材・テンプレートを選びながら、必要に応じて画像・動画・ナレーションなども生成できます。

Artlistの音楽・効果音・映像素材・テンプレートのカタログ入口
音楽・効果音・映像・テンプレートを探せる参考画面です。画像は2026年5月時点の構成で、現在の対象機能・料金は本文と申込画面で確認してください。

例えば企業の紹介動画なら、BGMは音楽カタログ、作業風景の補足は映像カタログ、見出しの演出はテンプレートから探せます。AIは、撮影素材やカタログ素材で埋めにくい短い挿入カット、ナレーションの案などを作る用途に組み合わせられます。

この組み合わせに価値を感じるのは、実際に複数の種類の素材を使う方です。AI生成だけが目的ならAI Suite、映像素材だけならFootage & Templatesも比較してください。Maxは、使う機能を増やすための契約というより、必要な素材がすでに複数ある方がまとめるための契約です。

メリット
  • 音楽・効果音・映像・テンプレートを同じ契約で探せる
  • 素材とAI生成を組み合わせて制作できる
  • 用途に合うライセンスで顧客案件にも使える
  • AIの月間クレジット量を選べる
デメリット
  • 年払いのまとまった費用がかかる
  • 音楽しか使わない方には機能が余りやすい
  • 未使用AIクレジットは原則繰り越せない
  • RAW/LOG映像は追加料金が必要
筆者
ホイポイマン
EDITOR'S NOTE

筆者も最初は、Artlistに音楽プラン以上の費用を払うことに迷いました。Maxへ切り替えた当時は、別々に支払っていたMotion Array・Envato Elements・ElevenLabsの用途をまとめられ、月の支出が約1万円減りました。これは筆者の当時の契約と用途による経験です。ほかの方も同じ金額を減らせるとは限らないので、使わなくなるサービスの費用から比べるのがおすすめです。

Artlist Maxの料金と個人・Teams・Businessの違い

Maxの料金は、毎月付与されるAIクレジット量などで変わります。「Maxはいくら」と一つの金額で覚えると、別のクレジット量や追加オプションの料金を取り違えてしまいます。まず、利用する一人分の年間費用を確認し、その後に人数や法人の条件を合わせます。

次の表は、2026年10月14日に確認した公式の米ドル料金を、2026年10月13日基準の1米ドル=158.12円で換算した比較用の目安です。実際の計算には丸め前のレートを使用しています。税・決済手数料は含まず、日本向けの決済通貨と最終支払額は申込画面で確認してください。年払いの月額表示を12倍して年額を試算し、月額換算・年額はそれぞれ10円単位に丸めています。

Artlist MaxのAIクレジット別料金目安

毎月のAIクレジット年間費用の試算年払いの月額換算
7,500約75,880円約6,320円
16,500約96,130円約8,010円
40,000約119,520円約9,960円
80,000約146,090円約12,170円

2026年10月14日確認。すべて年払いで、月額は年払い時の換算です。税・決済手数料は別です。

表は比較しやすい代表的なクレジット量を掲載しています。さらに多いクレジット量もあります。選択肢、対象モデル、生成速度、付属する利用人数はプランごとに確認してください。表示した月額を12倍した値と年額が少し違うのは、端数処理によるものです。

Artlistの音楽素材サブスクリプション料金プラン画面
2026年10月11日に保存した日本円表示の参考画面です。Maxは16,500クレジットが選ばれています。画像の金額と本文の外貨換算額は計算条件が異なるため、契約時の日本円表示・税・年間請求額は申込画面を優先してください。
Artlist Max料金プラン4種を1枚で比較(Music & SFX・Max・Max Business・Custom Business)
2026年5月時点の料金比較画像です。画像内の料金・割引・名称を現在の契約条件として使わず、必要なクレジット量を選んだ申込画面で比較してください。

個人利用とTeamsは「使う人数」で分ける

個人向けの通常プランは一人分の利用が基本です。二人以上が素材を探してダウンロードするなら、同じパスワードを共有するのではなく、必要な席数を用意します。Max Teamsは2〜7人のチーム利用を対象にしています。

通常プラン・Teams・Businessの使い分け

契約の区分確認する条件料金の目安
通常のMax一人で制作する用途クレジット別の上表
Max Teams2〜7人・組織条件も確認一人年約64,500円から
Max Business代理店・放送事業者等対象条件で確認
Enterprise人数・用途の個別対応個別見積もり

利用人数と組織の規模は別の条件です。最終的な対象条件は契約するプランで確認してください。

Teamsの掲載額は、公式の一人当たり年払い料金を同じレートで換算した開始目安です。二人なら年間合計約128,990円です。AIクレジットやRAW/LOGを追加する費用は別に確認します。通常MaxとTeamsでは含まれるAI量が同じとは限らないため、人数だけで割って安さを判断しないでください。

高クレジットのMaxにチーム席が付属する場合もありますが、対象階層と席数の案内には変更があります。すでに上位Maxを検討している方は、Teamsを別契約する前に、選んだプランに何席付くかを確認すると重複を避けられます。

従業員規模・代理店・放送事業者は別の条件です

「従業員50人以下」と「Artlistを使う人が7人以下」は同じ意味ではありません。通常のPro系・Teamsを検討できる組織でも、代理店や放送事業者に該当するかを別に確認する必要があります。


ストック素材を利用する代理店・放送事業者、従業員50人を超える法人等は、Max BusinessまたはEnterpriseの対象です。企業グループの合計人数も条件に含まれます。素材を操作する人が一人でも、組織条件を満たす契約が必要です。AIサービスだけの契約には、このストック素材の組織条件は適用されません。

ゲーム・アプリ・ソフトウェアへのストック素材の組み込みなど、通常の動画制作と異なる用途はEnterpriseの条件を確認します。「Maxなら商用利用」とだけ覚えず、素材を誰のために、どの形で使うかを契約前に整理してください。

無料試用と、有料年契約の延長特典は違います

無料アカウントでカタログや個人的なプレビューを確認することと、紹介による有料年契約の延長は別です。透かし付きのプレビュー素材は、顧客への納品・広告・公開動画に使えません。Maxを2か月無料で使ってから払う制度として、紹介特典を考えないでください。

Artlistには紹介による年契約の延長制度がありますが、対象プランと当サイトのリンク経由で表示される特典は、契約直前に確認が必要です。セールとの併用や固定の割引率を前提にせず、申込画面に表示される年間総額・契約期間で判断してください。

無料で確認できる範囲と契約特典の違いは、Artlistの無料試用と紹介特典の解説にまとめています。

音楽・映像の候補が見つかり、使う人数と毎月のAI量も決まったら、該当するMaxの料金を確認できます。

用途に合うMaxプランを比較する クレジット量・利用人数・税を含む年間総額を申込画面で確認してください。

Artlist Maxに含まれる素材と制作機能

Maxを選ぶ前に、次の動画で何を使うかを当てはめてみてください。音楽・効果音に加えて、実写の補足映像やタイトルの演出まで使うなら、一つのカタログ内で候補を出せる価値があります。AIは、その素材で埋めにくい場面に足すと使い道を具体化できます。

AI ToolkitとArtlist Studioの画面例と生成機能の入口
ストック素材とAI制作機能を組み合わせる参考画面です。機能の名称・対象モデル・付属席数は契約するプランで確認してください。
音楽・効果音
BGM、環境音、場面転換の音をカタログから探します。提供される音楽のStemsも利用できます。
映像素材
最大8Kの映像と、ProRes・DNxHRなどの形式が対象です。RAW/LOGは追加オプションです。
動画テンプレート
対応する編集ソフトで、タイトル・ロゴ・トランジションなどの演出に使います。
LUT・プラグイン
対応する編集環境で色調整やエフェクトを補助します。単独の編集ソフトとは違います。
AI生成・Studio
対象モデルで画像・動画・音声等を生成し、人物・場所・ショットを組み立てます。生成量にはクレジット等の条件があります。

音楽・効果音:選曲と修正を同じ場所で進めたいときに

音楽はGenre、Mood、楽器などの条件から探せます。顧客に候補を出した後で、より落ち着いた曲や近い雰囲気の別曲が必要になったら、検索条件やSimilar Songsを使って比較できます。Stemsが用意された曲なら、パート別の音源を使う編集も検討できます。

Artlistの音楽カタログでジャンルとコレクションから曲を探す画面
ジャンルやムードから音楽を探す参考画面です。画像内の曲数は撮影当時の説明で、現在の総数や選曲時間を保証するものではありません。

例えばナレーション中心の動画なら、ボーカルの有無や音の密度を確かめます。曲を単独で聴いて気に入っても、説明と重ねると声を邪魔することがあるためです。クライアントワークでは、楽曲の候補と、使用する動画・公開先・ライセンス証明を案件ごとにまとめると、後から説明しやすくなります。

筆者
ホイポイマン
EDITOR'S NOTE

筆者は3年の運用で、シネマティック・ローファイ・コーポレート・アンビエントなど、動画の雰囲気に合わせた候補を探せる点に魅力を感じています。新しい楽曲から「次も使いたい」と思える曲を見つけられることが、継続する理由の一つです。ただし、この選曲の利点は音楽プランにもあるので、Maxを選ぶ理由には映像やAIの用途も必要です。

なお、ロイヤリティフリーは著作権がないという意味ではありません。素材を完成動画などへ組み込む利用許諾であり、音源単体の再配布やBGM集の販売などが自由になるわけではありません。

映像素材:最大8KとRAW/LOG追加を分けて考える

Maxの標準映像は、最大8K、ProRes、DNxHRなどに対応しています。必要な素材ごとに解像度やファイル形式を確認してください。どの素材も必ず8Kで提供されるという意味ではありません。

Artlistの映像素材カタログとカテゴリ一覧
映像カタログの参考画面です。画像はRAW対応にも触れていますが、通常のMaxにRAW/LOG素材が自動で含まれるわけではありません。

RAW/LOG素材を使う場合は追加アップグレードが必要です。公式掲載の追加額を同じレートで換算すると、年払いの月額換算約3,160円、年間の追加費用は約37,950円です。税・決済手数料は別です。必要な映像がRAW/LOGで提供されていることを確認してから追加してください。

手持ちの実写映像へ色を合わせたい場合でも、標準形式で対応できることがあります。先に候補素材の色・画質・編集ソフトとの相性を見て、RAW/LOGが必要な案件だけ追加する考え方が実用的です。

テンプレート・LUT・プラグイン:編集ソフトとの相性を先に見る

テンプレートは、Premiere Pro、After Effects、Final Cut Pro、DaVinci Resolveなど、対応するソフト用の素材を選びます。一つのテンプレートがすべてのソフトで動くわけではありません。必要なソフトの版、追加プラグイン、フォント、差し替えるテキストや画像の項目を個別に確認してください。

ArtlistのLUTカタログと映像の適用前後を比べるスライダー
LUT適用前後を比べる参考画面です。実際の映像では露出やホワイトバランス、適用強度の調整も必要になります。

LUTは映像の色の方向を整える補助です。元映像の撮影条件が異なれば、同じLUTを当てても同じ見た目にはなりません。プラグインやPremiere Pro向け拡張も、自分のOSと編集ソフトで使えることを確かめてから、元プロジェクトの複製で試すと戻しやすくなります。

以前のMaxにはHitFilm・Imergeの紹介もありましたが、FXhomeはサービス終了に向けた案内を出し、新規アカウントを作成できなくなっています。現在Maxを新規契約する際の、編集ソフト代の削減理由には数えないでください。

AI画像・動画とStudio:補助カットから用途を決める

AI生成では、対応モデルを選んで画像や動画を作れます。モデルによって出力の傾向・対応設定・クレジット消費が違います。「SoraやVeoがある」という名前だけで選ばず、作りたいカットに必要な解像度、尺、音声の有無まで決めて比較します。

AI Toolkitの画像・動画ギャラリーと生成入力の画面例
AI Toolkitの参考画面です。画像内のモデル名や無料枠の説明は撮影当時のもので、現在の対象モデル・生成条件は利用画面で確認してください。

例えば商品紹介なら、実物を見せる主要カットは撮影し、概念を説明する背景や短い補足映像をAIで作る方法があります。商品の形・動作・人物の姿を正確に再現しなければならない場面は、生成結果をそのまま採用せず、事実との一致を確認します。

Artlist Studioの人物の一貫性・プロンプトタグ・人物と場所の作成を紹介する画面
Artlist Studioで人物・場所・ショットを組み立てる参考画面です。一貫した人物や背景の制作を補助しますが、出力の一致や完成品質を保証するものではありません。

Studioでは人物や場所を用意し、フレームやショットへ進めます。人物・場所の候補づくりにもクレジットを使うため、最終動画の秒数だけで予算を見積もると不足する場合があります。例えば人物候補4枚と場所候補4枚を生成する条件なら、それぞれ520クレジット、合計1,040クレジットです。その後のフレーム・動画生成分も別に見積もります。

AIナレーション:短い台本で読み方と消費量を確かめる

AI Voiceoverはモデルに応じた文字数などでクレジットを消費します。2026年10月14日確認時点では、Eleven Multilingual v2・Eleven v2は5文字で1クレジット、Minimax 02 HD・Cartesiaは10文字で1クレジットです。スペースや句読点も計算に含まれます。

800文字を一度生成する例なら、前者は160クレジット、後者は80クレジットです。同じ部分を修正して生成し直せば、その回数分も必要になります。台本の文字数をそのまま必要クレジットとせず、使用するモデルのGenerateボタンに表示される消費量を見てください。

筆者
ホイポイマン
EDITOR'S NOTE

筆者は英語版動画のローカライズでAI Voiceoverを使い、ネイティブチェックでも違和感が少ないと感じる音声を採用できました。当時はナレーターの手配が減り、制作スピードが2倍以上になった実感があります。これはその案件での経験です。別の言語や台本でも同じ結果になるとは限らないため、まず社名・固有名詞・数字を含む短い台本で確認してください。

素材の探し方や保存方法を具体的に知りたい方は、Artlistの使い方と素材を探す手順も参考にしてください。

AIクレジットで作れる量と追加・繰越の条件

同じ16,500クレジットでも、作れる本数はモデルと設定で変わります。さらに、一度の出力をそのまま採用できるとは限りません。完成させたい本数ではなく、候補・修正を含めて何回生成するかで見積もることが大切です。

動画は「1秒の消費量×尺×生成回数」で計算する

次の例は、AIクレジットをすべて動画生成に使い、音声なし、720pまたは1080p、8秒の設定で計算したものです。Veo 3.1とFastは4・6・8秒の設定に対応しています。Studioの人物・場所づくり、画像、ナレーションに使う分は含んでいません。

16,500クレジットで8秒動画を生成する試算

モデル・条件1秒の消費量8秒の消費量生成回数の上限目安
Veo 3.1・無音2502,0008回
Veo 3.1 Fast・無音1251,00016回

2026年10月14日確認の消費表による計算です。採用できる完成本数を保証するものではありません。

例えば8秒のカットを3案ずつ試すなら、Veo 3.1では6,000クレジットを使います。表の「8回」は8本の完成動画を必ず得られる意味ではなく、同じ設定で生成を実行できる回数の目安です。音声付きや高解像度へ変更すれば、同じモデルでも消費量が増えます。

クレジットは、出力をダウンロードしなくても生成処理で消費されます。仕上がりが好みに合わない場合を見込み、納品直前に残額を使い切る計画は避けてください。新しい設定を試すときは、必要な尺を短くし、表示される消費量を見てから実行します。

筆者
ホイポイマン
EDITOR'S NOTE

筆者も最初は16,500クレジットなら月50本程度は作れると考えていましたが、過去の利用では5〜10秒のクリップが2〜3本で尽きた経験があります。この経験は現在の全モデルに共通する本数ではありません。契約前に、使いたいモデルの消費量と再生成の回数を計算しておく方が、クレジット数の見た目だけで判断するより確実です。

未使用分は原則繰り越せず、更新日は月末とは限りません

標準の毎月付与クレジットは、次の月へ原則繰り越せません。リセット日は一律に月末ではなく、各アカウントのクレジット更新日です。残額の表示から次回更新日時を確認できます。


毎月のAI利用が少ないのに、将来まとめて使うために多いクレジット量を契約しても、通常は残額を積み上げられません。大型案件のある月だけを見るのではなく、年間を通じて使う量と、追加・アップグレードの条件で比較してください。

追加は上位クレジットへの変更が基本です

不足した場合は、契約画面で選べる上位クレジット量へのアップグレードを確認します。変更時は残りの契約期間に応じた料金と、次回更新時の通常価格を見てください。画面に出ない上位階層が必要なら、サポートへの確認が必要な場合があります。

一回だけの追加購入は、すべてのMaxで使えるわけではありません。2026年10月14日確認時点では、Max Proの80,000クレジット以上に一回限りの追加購入が案内されています。この追加分の有効期限は購入後30日です。通常の月間付与分と有効期限を混同しないでください。

Unlimitedは、対象モデルと利用条件があります

上位のMaxにはUnlimited対象の階層があります。ただし、すべてのモデル・解像度・生成方法が無制限になるわけではありません。対象モデル、優先生成回数、同時生成数、日々の利用上限や合理的利用の条件が設けられています。

生成したいモデルが対象外なら、Unlimited付きでもクレジット消費を見積もる必要があります。AIを主力にする方は、クレジット量だけでなく、自分の使う設定がUnlimitedの対象かを確認してください。

Artlist Maxの年間費用に見合うかを計算する

Maxの採算は、案件の売上だけで判断できません。動画一本を10万円で受注しても、その金額には撮影・編集・移動・外注などの費用が含まれます。Maxで減らせる実際の素材費や契約費と、追加で払う年額を比べる方が、仕事の判断に使えます。

Music & SFX Proとの差額は、年約28,600円からです

音楽と効果音を使うMusic & SFX Proは、同じ換算条件で年約47,290円です。Maxの7,500クレジットは年約75,880円なので、追加費用は年約28,600円、月額換算約2,380円です。16,500クレジットなら、Music & SFX Proとの差額は年約48,840円になります。

この差額で使うのは、主に映像素材・テンプレート・LUT・プラグイン・AIなどです。音楽カタログを使いたいだけなら、Maxの価格差を払う必要はありません。年約28,600円以上の映像素材やテンプレートを別に購入する予定があり、Artlistで代わりの候補が見つかるなら、Maxを比較する理由ができます。

同じ用途で素材契約をまとめる料金比較

契約する内容年間費用の試算得られる主な範囲
Music & SFX Pro約47,290円音楽・効果音
Footage & Templates約60,700円映像・テンプレート・LUT
上の二つを別契約約107,990円音楽・効果音・映像等
Max・7,500クレジット約75,880円上記素材・プラグイン・AI

個人一名・年払い・標準映像・税別換算の比較です。RAW/LOG追加や法人条件は含みません。

音楽・効果音と映像・テンプレートを両方使う条件なら、別契約の合計とMaxの差は年約32,110円です。同じArtlist内の標準素材を継続して使う方には、Maxを選ぶ理由が明確です。ただし、他社の独自素材・写真・特定プラグインまでMaxで置き換えられるという比較ではありません。差額は、丸め前の料金から計算しています。

年間制作本数で、素材予算としての負担を見る

次は、Maxの7,500クレジットを契約し、年間費用を動画へ均等に配分する説明用の試算です。素材を使わない案件や、顧客が自前の素材を指定する案件も含めて本数を増やすと、実態より安く見えてしまいます。Maxを利用する予定の動画だけで計算してください。

Max年額を制作本数へ配分した試算

Maxを使う年間本数一動画に配分する費用見積もりに使う判断
12本約6,320円素材費を含めて利益が残るか
24本約3,160円映像・音楽を継続して使うか
48本約1,580円契約範囲と毎月のAI量が合うか

年額の丸め前換算値÷年間本数で計算しています。公式の従量料金や費用回収の保証ではありません。

年24本なら一本当たり約3,160円の素材予算になります。顧客向けの制作費を決める際は、素材費を含めた原価として扱い、撮影・編集時間などを足して利益が残るかを確認します。素材費を案件へ個別に請求する場合は、見積段階でその条件を伝えてください。

筆者
ホイポイマン
EDITOR'S NOTE

筆者がMaxを3年使って感じた価値は、素材を探す場所をまとめ、撮影・編集・納品へ集中しやすくなった点です。案件によっては作業時間が20〜30%短くなった実感もあります。ただし、これは筆者の過去の運用での感想です。契約前は、その効果を利益へ織り込むより、まず置き換えられる素材と実際に減る支出で判断するのをおすすめします。

すでに使う予定のBGM・映像・テンプレートが見つかっているなら、Maxへまとめた年間費用を確認してください。

音楽と映像をまとめる料金を確認 年払いの総額で比較し、継続する他社契約の費用も合わせてください。

Artlist Maxが向く人・他プランで足りる人

Maxは、必要な素材の種類から選びます。「月5本作るからMax」と制作本数だけで決めるより、次の案件で使うBGM、補足映像、テンプレート、AIの役割を決めると、無駄な上位契約を避けられます。

制作の内容に合うプランの選び方

継続して使うもの第一候補比較する内容
BGMだけ◎ Music Pro年約31,460円で用途を満たすか
BGM・効果音◎ Music & SFX Pro年約47,290円で足りるか
音楽・映像・テンプレート◎ Max別契約の年額と候補素材
AI生成だけ◎ AI Suite必要な生成量・月払いの可否
BGMと少量のAI○ ProにAI追加Maxとの差額・映像の要否

◎第一候補、○比較候補です。素材と契約条件を満たすことが前提で、編集上の推奨です。

Maxを選びやすいのは、素材の種類が複数ある方です

顧客案件でBGMと映像を繰り返し調達する方、タイトルのテンプレートも使う方にはMaxを勧めやすくなります。撮影できない風景をストック映像で補い、AIは概念説明の短いカットに使うなど、制作工程の中で役割が決まっていると、年間費用を払う理由も分かります。

複数のサブスクを使っている方は、解除してよい契約だけを数えます。ほかのサービスにしかない素材、写真、編集ツールを使うなら、その契約は残るかもしれません。必要なファイルやライセンス記録を保存し、移行先で同じ案件を進められることを確認してから、既存契約の更新停止を判断してください。

音楽だけ・短期案件だけならMaxを急いで選ばない

BGMだけならMusic Pro、効果音も必要ならMusic & SFX Proが候補です。毎週動画を作っていても、手持ちの映像だけで足り、AIも使わないなら、Maxの追加費用はかかります。映像やAIを使うことが具体的に決まってから比較できます。

一か月だけの案件で必要な素材が数点なら、単品購入も比べてください。Maxは年払いなので、月額表示だけ見て「一か月分で使える」と考えると予算が合わなくなります。個人SNSだけの利用なら、月払いを選べるSocialも別の候補です。

AIが中心なら、AI Suiteと必要モデルを比較する

ストック素材を使わず、画像・動画・音声生成だけが目的なら、AI Suiteの方が必要な機能へ費用を絞れます。例えば16,500クレジットのAI Starterは、同じレートで年約22,750円、年払いの月額換算約1,900円です。Maxの16,500クレジットとの差は、ストック素材等を使う理由があるかで判断します。

また、音楽・効果音とAIだけを使うなら、Pro系へAIクレジットを追加する方法もあります。映像素材・テンプレートが不要な方が、AIを使うためだけにMaxを選ぶ必要はありません。対象プラン全体を比べたい方は、Artlistの料金プラン比較を参照してください。

Artlist Maxに関するよくある質問

ストック素材は使えません。契約が有効な期間に作成・公開したプロジェクトは、原則同じ媒体で継続利用できます。保存していた素材を契約終了後の新作へ使う条件とは別です。自分で生成したAI Outputは、禁止用途や第三者の権利を守る前提で、契約終了後の新作にも利用できます。カタログから取得したAI素材や、ストック素材に由来する生成物は別扱いです。
4チャンネル目という理由だけで、一律にTeamsが必要になるわけではありません。通常のPro系はチャンネル全体のClearlist登録が各プラットフォーム3件までですが、それ以外のYouTube動画は個別URLで登録できる案内があります。素材を操作する人数、契約主体、公開するプロジェクトの条件を分けて確認してください。
ゼロは保証されません。音楽を使う動画はClearlistへ登録し、ライセンス証明と公開日の記録を保存してください。未登録やプラットフォームの誤判定でClaimが発生することがあります。申し立ての内容と対象音源を確認し、必要に応じてArtlistのサポートへ利用証明を提示します。
自動更新の停止と返金は別です。通常のキャンセルでは契約期間の終わりまで利用でき、次回の更新を止めます。利用規約には次回課金期間開始の14暦日前までの通知が記載されています。返金は購入・更新後14日以内の申請に加え、素材のダウンロードやAI生成、対象ツールでの書き出しをしていないこと等の条件があります。使ってから無条件で返金される試用とは考えないでください。

なお、自作AIの利用可能範囲は、人物の同意・第三者の著作権・商標などの権利問題が自動で解決されることを意味しません。ストック素材をAIで編集しただけのものも、自作AI Outputと同じ条件にはなりません。詳しい境界は、Artlistの商用利用・解約後・Clearlistの条件で確認できます。

契約前の迷いに合わせて読める関連記事

料金と機能が合っても、実際に使いたい曲や素材が見つからなければ、契約する理由は弱くなります。まず予定している動画の雰囲気から候補を探し、操作や素材の好みが合うかを確かめてください。

楽曲の評価や、長く使う際の選曲・運用の判断を知りたい方は、Artlistの口コミと評判も参考になります。この記事はMaxの費用と対象機能、口コミ記事は音楽の好みや操作を含めた契約判断という役割で読み分けられます。

  1. 必要な素材を決める 時間は案件による

    次の動画で使うBGM・効果音・映像・テンプレートを書き出します。

  2. 実際の候補を探す 時間は検索条件による

    必要な素材がカタログにあり、編集環境で使えるかを確認します。無料プレビューは個人的な確認にとどめます。

  3. AI量と人数を合わせる 時間は用途による

    生成するモデル・尺・再生成回数と、素材を操作する人数、法人の条件を確認します。

  4. 年間総額を確認する 時間は申込画面による

    選んだクレジット量、RAW/LOG、税、更新料金、特典の表示を確認してから契約します。

まとめ

Artlist Maxは、音楽・効果音に加え、映像素材やテンプレートを継続して使い、必要に応じてAIも組み合わせる方におすすめです。標準の7,500クレジットなら年間の換算目安は約75,880円で、Music & SFX Proに対する追加費用は年約28,600円です。

その差額で調達する映像やテンプレートが決まっているなら、Maxへまとめる理由があります。BGMだけならMusic Pro、音楽と効果音だけならMusic & SFX Pro、AIだけならAI Suiteから選べます。素材の種類、AI量、人数、法人の条件を合わせ、必要な範囲へ費用を絞ってください。

まずは次の案件で使う素材を探してみましょう。候補が見つかったら、対応するMaxの年間総額と契約条件を確認すると、特典や機能の多さだけに迷わず判断できます。

次の動画に使うMax素材を探す 年払いです。申込画面の対象機能・税を含む総額・更新条件を確認してください。
ホイポイマン
Hoipoi編集部
音楽制作・動画マーケティング編集部
監修者情報

楽曲制作・マスタリング・音楽サブスクを編集部にて実機検証。クリエイター向けの実践的な情報を2020年から発信中

編集方針を見る

コメントを投稿

メールアドレスは公開されません。 必須項目には※を付けています。

CAPTCHA